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2012年2月21日 (火)

ゼルキンのブラームス、ブライロフスキーのショパン

余寒未だ厳しく、朝起きて新聞を取りに外に出たところ、車のフロントガラスは霜で真っ白。

このところ拾い読みをしているのがピーター・クレイトン著「ファラオ歴代誌」。
616adfzmkgl__sl500_aa300_ エジプト3000年の歴史の中の185人の有名無名のファラオ歴代の記録を網羅したもの。

今までなんとなく興味がありながら、取っ掛かりがなかった古代エジプト史の入門としては最適の書だ。
http://www.sogensha.co.jp/booklist.php?act=details&ISBN_5=21512

これだけ取り上げる人が多いとなると、著名なファラオの記述には物足りなさは残るものの、無名のファラオたちの足跡や、後世の発掘から判明した墓泥棒の痕跡の記述が面白い。

今日はほぼ同年代の芸風の異なる二人のピアニスト、ルドルフ・ゼルキンとアレクサンダー・ブライロフスキーの演奏。

ゼルキンはブラームスのピアノ協奏曲第1番、伴奏はオーマンディー指揮のフィラデルフィア管によるもの。

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強靭な打鍵と堂々たる風格。ゼルキンの演奏で今までハズレの演奏にお目にかかったことはない。時折唸り声も聴こえてくる。
バックハウスやケンプと並ぶドイツ正統派の大ピアニスト、ゼルキン貫録の名演。

一方のブライロフスキーはショパンのポロネーズ集。ラフマニノフに才能を見い出され、ショパン弾きとして名を馳せたブライロフスキー。
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こちらは19世紀風のかなり個性的な癖のあるショパン。大きなテンポの揺れとなだれ落ちるような強弱の変化。ゼルキンとは対照的な草書風の芸風のピアニストだ。

聴いたのは、両方とも先日入手した米コロンビアの初期LPで音は非常に良い。

S_20010101_00000020010101_03 沼響のHPの聴き比べコラム、「チャイコフスキーの5番を聴く」に、カラヤン&ベルリンフィルの最初の録音の感想をアップしました。
http://www.numakyo.org/cgi-bin/tchai5.cgi

YoutubeはR.ゼルキンの弾くベートーヴェンのソナタ第30番

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