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2012年3月 7日 (水)

電蓄を取りだす

このまま春になるのだろうか、朝から暖かい。
昨日から県内公立高校の入試ということで、下の娘は昨日から学校が休み。

先月外盤LPを発掘したリサイクルショップにずっと売れずに置いてある78回転のSP盤がずっと気になっている。
家には叔父たちが聴いていた78回転のSP盤が10数枚ほどあるが再生環境はない。

日曜日に物置の奥にあった電蓄を探し出してみた。
S_20120226_10133220120226_04
機械式蓄音機の残骸もあったのだが、肝心のラッパは父が子供の頃投げて遊んでいて紛失。

探し出した電蓄は自分の生まれる前から家にあったものだが、自分はこの電蓄の音は聴いたことはない。ラジオパネルにはナナオラジオの文字。本体はナショナル製らしい。

S_20120226_10122020120226_02 外観はほぼ当時のままだが、内部に50年来の埃が溜りコンセントを差したらたちまち火を噴きそうな気配。
交換針は沢山残っていた。
ネットで検索したら全く同じものがいくつか出てきた。
http://audio-max.net/cgi-bin/goodslist.cgi?mode=view_detail&this_num_genre=&this_num_goods=&genre_id=00000016&goods_id=00000001&sort=

驚いたことに稼働しているものもあるようだ。
http://keiai1515.blog51.fc2.com/blog-entry-100.html
↑のサイトの映像を見ると、モーター部分は33回転のLPが再生できるように別のものに交換しているようだ。
家の装置は78回転のSP盤しか再生できないし針は鋼鉄製のもの。

インテリアとしても秀逸。筺体が頑丈なのできっと良い音が出るだろう。音を聴いてみたい。

せめて当時の雰囲気を、ということで、SPレコードの雰囲気そのままレコードジャケットにした赤盤復刻シリーズのLPから、ウラディミール・ド・パハマン(1848~1933)のショパンから「雨だれ」のプレリュードほかのショパンを聴く。

S_20120301_14582520120301_04
リストが亡くなる直前にロンドンに旅した理由のひとつが、パハマンの演奏を聴くことだったという。

録音が残っている大ピアニストとしては最古の一人。

盛大な針音の向こうから聞こえてくるのは、極めて個性的なテンポの揺れと青白きの叙情漂う遙かなる19世紀の香り。

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