本日の練習、管楽器ぷらすチェロ
曇りのち雨、季節は春に向けて牛の歩み。今日も寒い。
昨日のオケの練習は、静岡での会議が長引き沼津駅から直行したものの30分以上の遅刻。
今回は弦トレーナーが入るためにヴァイオリンとヴィオラは別室での練習。
市民文化センター小ホールの舞台では、管楽器とチェロという変則の編成でブラームスの 交響曲第2番第4楽章が鳴っていた。
指揮はトレーナーの久世先生。 会場到着後、ウォーミングアップを始めようと楽器を取り出し寒い小ホールロビーに行く。そこでは若いチューバ奏者が曲を黙々とさらっていた。
「お!ヴォーン・ウイリアムスのチューバ協奏曲!」
ユーモラスな楽想で好きな曲なので思わず譜面を覗き込む。
私「音が高いね。」
彼「そうなんです。チューバをやってたんですか?」
予想外の言葉が返ってきた。
最近譜面の音符がはっきり見えないので、ホルン吹きの宿命である音の読み替えが苦痛になってきた。
ぼやけて見えるブラームスの書いたD管譜の読み替えに戸惑って、微妙に音の出が遅れるのが自分でもわかる。
それにしても第一楽章のシンコペーションは難しいなぁ。
チェロの旋律を聴きながら吹くと絶対に遅れるので、自分の頭の中だけで拍子をカウントしていくのだが、どうしてもチェロの音に影響され、次第に遅れて他の木管をも巻き込んでしまうのよくわかる。
困った。
今日は、ヴォーン・ウイリアムスのチューバ協奏曲を録画しておいた「深夜の音楽会」で聴く。
チューバは読響首席の次田心平に大友直人指揮の読売日本交響楽団。
どこかユーモラスで東洋的。ホノボノとする楽想のなかにチューバの特性を最大限に生かした傑作。第2楽章のロマンスも懐かしくも美しい 。
演奏は実に見事なものだ。
この演奏はネットで配信もされている。
http://
Youtubeはヴォーン・ウィリアムスのチューバ協奏曲
チューバソロはロッテルダムフィル首席のHendrik-Jan Renes
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