東大オケのマーラー
晴れ、気温は再び下降。風もあり花粉が盛大に飛散。
通勤は自転車。
家を出たところマスクを忘れたことを思い出し途中でUターン。
先週から予想外のトラブル続出、特に今日のは強烈だ。
こうも続くともう笑うしかない・・・ははは・・
不可抗力とはいえ時間も金も限られた年度末で対応に苦慮。
今日は大学オケの雄、東大オケの演奏からマーラーの交響曲第6番「悲劇的」。
1978年1月16日、東京文化会館での記録。指揮は早川正昭。
プライヴェート録音のLP2枚組 この演奏は、作曲家柴田南雄氏が「日本のプロオケと同じ土俵で比較することも可能なほど・・・」と絶賛したことで知られる演奏。
残響少ない録音で多少のアラは気にならないでもないが、1978年という時期とアマオケということを考えれば驚異的な水準。
カップリングされた「未完成」も名演。冒頭の奥深い響きなどプロ並みの音だ。
そしてもう一枚はアンセルメ指揮のスイスロマンド管によるストラヴィンスキーの「春の祭典」。
英エクリプスのLPでモノラルの旧録音をステレオ化したもの。
これは恐るべき不器用な演奏で、とてもプロとは思えぬ出来。
東大オケのマーラーの方が感銘度は遙かに上だ。
カップリングされたディヴェルティントは良い演奏。
こちらは大人の音楽がしっかり鳴っている。
Youtubeはハイティンクのマーラーの6番、シカゴ響との演奏
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