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2012年4月21日 (土)

N響定期、ノリントンの指揮

昨日は組織トップへのプレゼンが有り気苦労多し、咳がまだ出るのでのど飴を舐めながらのプレゼン。
そして夜は今の部門と前の部門の歓送迎会が重なり宴会のはしご。


同じ組織とはいえ部門独特のカラーがあり面白い。
今年退職された元上司たちとも久しぶりに話をすることができ楽しい時間を過ごせたが、体調は未だ万全でないので、一次会で失礼させていただいた。

そして今日はN響の定期会員の方からチケットを譲り受け、また所用もあり東京へ。

2012042110570000

車を置き狩野川に架かる歩行者専用橋「あゆみ橋」を渡っていると、ちょうど「我入道の渡し舟」ちょう下流に向けて出発するところだった。
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kankou/sisetu/ganyudo/index.htm

そして久しぶりのNHKホールへ。

2012042114470000 ホール近くでは「Earth Day Tokyo2012」が行われ様々な自然グッズの屋台が並んでいる。

そしてN響Cチクルスの指揮はノリントン。

今回の曲目はノリントンのベートーヴェンチクルスの一環として、ベートーヴェンの序曲「レオノーレの第2番」と交響曲第4番にメインは20世紀イギリスの作曲家マオケル・ティペットの交響曲第1番というもの。

実にシブイプロだ。

Img

さぞやホールはガラガラかと思いきや自分の座った一階席の周囲はほぼ満席。
N響のマチネーは定期会員が多いようで年配の方が大部分だった。

演奏は見事だった。
ベートーヴェンでは編成を狩り込み、オケは対向配置でコントラバスが木管楽器の後ろに一列に並ぶもの。

ノリントンの指揮はヴィヴラート少なめ速いテンポのピリオドタイプの演奏だが、テンポの揺れとダイナミックスの幅は大きい。

交響曲第4番の速めの第2楽章はまるで舞曲のよう、フィナーレを聴いていて「あぁ・・これはモーツァルトのフィガロの結婚のエコーなんだ」ということに初めて気付かされた。

どことなくイギリス人らしいユーモアとウィットに富んだノリントンの指揮も楽しい。

序曲の時にホルンの人にアクシデントがあったようで、交響曲の始まる前に楽器を2度も取り替えていた。
替えるたびに係りの人がホルンを持ってきていた。何だろう?

そして後半はティペットの交響曲第1番。イギリスの指揮者でなければおよそ取り上げることのない曲だ。

ティペットの作品の手持ちは交響曲第2番と「コレルリの主題による協奏的幻想曲」ぐらいで、どちらかといえば保守的な印象が強かった。

この交響曲第1番もパーセルやペロタンなどの古い時代の作曲家の影響がみられるようだ。
どことなくウオルトンの交響曲第1番にも似て、ある種の苦みのようなもの漂う曲。

悪い曲でもないがCDを買って聴きたいとは思えない。

帰りは品川発18時04分発の新幹線。

新幹線が品川に停まるようになって 東京が間近になり、行きに乗った「ひかり」では三島から35分で品川へ到着。

帰りの新幹線に乗っていて腰が異常に痛くなってきた。
ちょっと無理したかもしれない。未だ体調は万全でないようだ。

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