沼津市立図書館文芸講座 「佐藤三武朗」先生
朝晩涼しく日中は汗ばむほど。一年でも過ごしやすい時期だろう。
GW明けの精神的に多少ハードな一週間がようやく終わる。
昨日はオケの練習、仕事を終えて会場は市民文化センター小ホール。
降り番「ハフナー」第2楽章。
しばし小ホール入り口で、降り番連数人で雑談・・・いずれも在籍20年以上の古参メンバー達。
再来年に迫った第30回定演のことが話題になった。大曲をやるには最近若い進入団員が入らないので体力的にどうかなど・・・エトセトラ。
地方アマオケの常として慢性的な団員不足。
吹奏楽人口は多いはずなのだが、社会人になってまで続ける人は少数派。特にオケ経験者となるとなおさらだ。昨今のクラシック音楽離れも関係しているのだろうか。
さて練習のブラ2は第一、第二楽章が中心。四角四面な沼響の表現に横島先生からしきりにフレーズを感じてという言葉が飛ぶ。
沼響は既にブラームスは何度もやっているはずだが、まだブラームスの語法に慣れていない。第2番独特のヘミオラの感覚に弦と管の音楽の流れは全く合っていない。
明日の練習でどれだけ上向きになるだろうか?
そして今日の夜は市立図書館主催の文芸講座に顔を出す。
今回は日大国際関係学部長である佐藤三武朗先生による「世界文学を通して見た日本文学の魅力」と題して第一回の今夜は、「ギリシャ文学と日本文学 ―『オイディプス王』を中心に」という内容。
多少の面識があるので始まる直前の会場の入り口でご挨拶。
明るく飄々とした先生から「今日はきわどい話が出ますよ」というちょっとユーモラスにな言葉。
内容は先生の豊かな海外経験から、ギリシャやイタリアの文化と日本の文化を比較して論じていくもの。時折入るウィットに富んだ言葉に会場はしばし和みながらの90分。 終了後、図書館の応接室で30分ほど先生とお話することができた。
実は先生の著書「日本巨人伝 山田顕義」の中に、岩倉遣欧使節団に加わった立石斧次郎が裁判にかけられる場面が出てくる。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~howdytommy/
この立石斧次郎の終焉の地が戸田であったことを話すと先生は大変驚いておられた。
先生を見送り図書館を出ると外は激しい雨だった。
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