5月のボエームの会は三酒そろい踏み
5月も最終の週、天気の不安定さは相変わらず。このまま梅雨を迎えるのだろうか。
昨日静岡に出張したところ、午後から雷を伴う猛烈な雨となり会議中に瞬間的に停電となりはっとさせられた。
今週は月曜から酒席の連続。
月曜夜は、退職した職場先輩数人と自分より年下だが早期退職して新たな道を歩み始めた後輩を交えての会食。場所は沼津駅前イーラdeの魚河岸寿司。
このメンバーでの集まりはほぼ二年ぶり。
前回予定していた会は東日本大震災でお流れとなり、再度計画した日が計画停電とぶつかり再び流れていた。
退職したとはいえ今でもそれぞれの道で活躍している面々なので、日程の調整がつかずこの日まで延び延びとなっていた。
そして昨日夜は月の一度のお楽しみ、ボエームの会。
http://www.shizuoka-navichi.net/shop/shop.shtml?s=3544
出張先の静岡から沼津を素通りして三島駅で下車したのが17時10分過ぎ。
開始予定の18時30分にはちょいと早いので、「はちまき」近くの三島市立図書館に立ち寄りいろいろと調べ物をしていた。
すると18時頃にメンバーから「少し早めに始める」というメール到着。
三島市立図書館から「はちまき」までは徒歩1分ほど。急ぎ図書館を出て店に入ると既に皆がそろっていた。
とりあえずの生麦酒にのどを潤し、前菜や季節の野菜の煮物、刺身盛り合わせの中の太刀魚の刺身に皆が注目しているうちに太刀魚の焼き物が出てきた。
厚い白身と絶妙の焼き加減。さりげない料理にも食材のこだわりと料理人のセンスが光る。
量よりも質を求めるこの会のメンバーにとって、この一品一品のこだわりが嬉しい。
牛のタタキその他に続いて出てきたのが、今が旬の桜海老がびっしり詰まったかき揚げ。
桜海老のしっとり感を残しながらのカリッとした揚げ方もお見事だ。
今宵のお酒は、地元伊豆の江川酒「韮山」から。
戦国時代の全国的に知られた酒として、後北条氏が上杉謙信や織田信長に贈り、豊臣秀吉が主催した醍醐の花見にも用意されたという伝説の銘酒「江川酒」を現代に蘇らせたこだわりのお酒。
http://proto.harisen.jp/mono/mono/sake-egawa.htm
一本空けたところで、続いて北陸の銘酒「銀嶺 立山」吟醸。
さらに入手難な酒として有名な山口県旭酒造の「獺祭」純米大吟醸。
贅沢な晩です。
最後は「はちまき」のメニューにない品だが、知る人ぞ知る「はちまき」特製カレーやきそば。
強烈な辛さの中に秘めた奥深い味わいが酒席の最後を〆るにふさわしい。
辛さにハーハーフーフーしながらも一同ほどよく酔い、楽しく語った一夜は過ぎていく。
外に出ると再び雨。
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