ブノアのプーランク
昨日は夜の会合でオケの練習はやむなく欠席。
あとはとうとう本番前日の練習のみ。
しかも本番前日の午後から夕方にかけ、わが部署主催の県内お偉方を招いての大きな総会も入っている。(異動前に既に日程は決まっていた)。
今回の定演はいつになく本番まで精神的に余裕のない状態。
あぁ、どうしよう・・・・・・
帰宅は11時近くとなり、仕事を終え外に出たら雷鳴轟く土砂降りの雨。
そして今夜は沼津市民文化センター主催のクラシックディスクコンサートがあり、プッチーニのオペラを中心に解説。
準備の時間が少なかったので、知っている無難な内容だけの話にしておいた。
オペラの時は、地方都市とはいえコアなマニアが聴きに来るので迂闊なことはしゃべれない。(以前調子に乗って赤っ恥をかいたこと有り、)
オーディオセットの場所を変えたことにより、音が大幅に変わり今まで馴染んできた演奏が別物のように聞こえている。
今日はフランスのバリトン、ブノアが歌うプーランクとラヴェルの歌曲集を聴いていた。
伴奏はプーランクのスペシャリスト、ジョルジュ・プレートル指揮のパリ音楽院管のメンバーたち。
曲は、プーランクの初期の作品から村人の歌、黒人の狂詩曲作品1、動物詩集、仮面舞踏会。
60年半ばの録音だが音は非常に明快。
作品1の黒人の狂詩曲は、歌曲というよりも、意味不明の歌詞で声を楽器のように扱った器楽的な作品。
聴いているうちに芥川也寸志の初期の歌曲に、同じような趣の「パプア島の土蛮の歌」があったことを思い出した。
あちらも「ヤーヤー、アー、ウー」だけの意味不明の歌詞だった。
明るく、鼻から空に抜けたようなブノアの声は、愉快で楽天的なプーランクの作品にはふさわしい。プレートルの伴奏もお洒落でセンスの良いもの。
ADFディスク大賞受賞の名盤。
Youtubeはプーランクの「フランス組曲」
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