アルヘンタのラヴェル
なんとなく名残惜しい連休最終日。
床屋に行った後に整体に行ってきた。
コチコチに固まった体を押したり曲げたりの2時間の苦行。
背筋と腹筋の弱体化と運動不足を指摘される。
おかげで腰痛も治まり体も軽くなった。
午後には畑でサヤエンドウの収穫やら枯れたイチジクの木を切ったりしていると遠くで雷の音が聞こえてきた。
みるみるうちに空が暗くなり突然の強風と横殴りの大雨。
雨が直角でなくほとんど水平に振っている。
呆然としているうちに突然降り止んで青い空。
なんだこれは?
一時間後にまた強い雨。
今日はスペインの名指揮者アルヘンタのラヴェル。
曲は「マ・メールロア」組曲、道化師の朝の歌、
亡き王女のためのパヴァーヌ、スペイン狂詩曲というもの。
原盤は仏Le Club Francois du Disque でLPからの板起こしのCDが出ている。
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オリジナルのLPは非常に高価、
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手持ちはオメガレーベルのLPだが音は非常に良い。
オケはパリのプロオケのメンバーを集めたセント・ソリ管弦楽団。
セントソリ(100人のソリスト)という名前がケッサクだが、各曲のソロはその名に恥じない名技を聴かせてくれる。
パヴァーヌのヴィヴラートいっぱのホルンソロは、あのクリュイタンスの名演で吹いていたルシアン・テーヴェでなかろうか。
ラフになりがちなフランスのオケをぴしっと引き締めたアルヘンタの指揮は見事なもの。
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