本日の練習 「モルダウ」初見
今日は定演終了後の初練習を沼津市民文化センター小ホールで。
次はこの秋の戸田と第三地区での演奏会。
定演が終わると毎回メンバーの出入りが何人かあるが、今日は10数年ぶりにヴァイオリンのメンバーが戻ってきた。
そしてお楽しみの初見大会はスメタナの名曲「モルダウ」。
初めて目を通す団員も多く、やっと最後まで通るような出来だが、音楽をこれから作り上げていく未知の期待が楽しい。
仕事の合間のつかのまのオアシス。
吹いているうちに、20年近く前に同じ沼津市民文化センターで山田一雄さんが日本フィルを振ったコンサートを思い出した。
「悲愴」をメインに「モルダウ」、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第三番というプログラムで、ヴァイオリンソロは沼津出身で当時N響の団員だった蓬田清重さん。
「悲愴」の第三楽章が始まる直前にヤマカズさんがニヤリとオケを見渡し、腕まくりをする仕草をしてから振り始めたのも懐かしい。
この時の「モルダウ」がロマンティックで情熱的、大変な名演だった。
ホルンを思い切り強奏させた森の狩猟の場面では、鳥肌が立ったのを今でも覚えている。
帰宅後、ノイマン指揮ゲヴァントハウス管による演奏を聴いた。
渋い響きのオケを熱くドライヴした名演。
Youtubeはハンガリーの名指揮者フリッチャイの追悼番組から「モルダウ」の感動的なリハーサル。
この時フリッチャイは不治の病に犯され、オケのメンバーもフリッチャイ自身も命が長くないことを悟っていました。
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