6月のボエームの会は・・・
今日も新緑の季節並みの爽やかな天気。
西武沼津店閉鎖の報が朝のNHK全国ニュースで突然流れた。 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD270F1_X20C12A6TJ1000/
沼津駅前にあるいわば沼津の顔でもあっただけに朝から愕然。
西部沼津店は昭和32年に開店し、昭和の時代には沼津のみならず県東部の高級志向の買い物客を集める沼津の象徴的な存在だった。
幼い頃、西武の屋上から沼津駅の構内に発着していた御殿場線のSLを飽きもせず見入っていたのを今でも思い出す。
昨日は静岡市の清水地区へ出張。
エスパルス・ドリームプラザ内で昼食の後、施設内の「寿司ミュージーアム」に入り時間調整。入場料300円。
一階の食堂街や土産物屋付近は、観光バスが到着しかなりの賑わいだがミュージーアム内の中は自分ひとりだけ。 いわゆる江戸前の握り寿司の発祥は意外と新しく、1820年代に屋台で手軽に摘むスナック感覚のおやつのようなものから広まったようだ。
展示は寿司の発祥から種類、握り寿司の歴史やらをパネルや模型により詳細に説明している。江戸期から昭和の初め頃までの町の雰囲気を、狭いスペースの中で効率的に再現しているもの面白い。
会場内の江戸末期の握り寿司を再現した屋台上に並ぶ特大ボタモチのような握り寿司の大きさには驚いた。この大きさでは2個も食べれば満腹だろう。 仕事を終え電車に乗り沼津を通過し三島で下車し、そのまま定例ボエームの会に参加。
場所はいつもの小料理はちまき
本日はメンバーの誕生日に加え、もうひとりの旧財閥系企業執行役員就任というダブルお祝いに自分は「竹鶴」純米原酒を持参。
本当は一升瓶にしたかったのだが、出張時に大きな酒瓶を持ち歩くわけにはいかず、ビジネスバッグに入る720ml瓶にしておいた。
今回の料理は高級魚イサキのしゃぶしゃぶで始まる。
淡白ようでいて濃厚な味が後から押し寄せてくる深い味わいに一同思わず無言。
新鮮な鰹の刺身や冷静茶碗蒸し、霜降り牛のたたきなど、次々と出てくる料理は素材の新鮮さと料理人の腕の確かさで一同の頬も緩みがち。
お酒は現在人気上昇中の藤枝の地酒「喜久酔」本醸造のすっきり爽やかな後に、持参のアルコール度の高い竹鶴純米原酒をオンザロックでいただく。 合間に「はちまき」からルイ・ジャド社のブルゴーニュ「白ワイン」の差し入れも有り自然に会は盛り上がってまいりました。
後半に出てきた鯵のバッテラ鮨も絶品。思わず昼間見学した「寿司ミュージーアム」の中身が頭に浮かぶ。
最後は再びイサキ、兜の入った澄まし汁で〆という完璧なコースでした。
これだけのものを食べて呑んでもリーズナブルなお値段なのがこのお店の魅力。
4人で空けたのはワイン1本に日本酒2本。最初にビールも飲んでいるのでちょいと呑みすぎました。
帰宅後朝までの記憶はほとんどなし。
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