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2012年6月 4日 (月)

スヴォダのブルックナー

ここ数日睡眠不如意で頭の中に靄がかかったような状態。

先週予想外のアクシデントで仕事は赤信号が点滅中だが、精神的な危機感がさほどではないのは鈍感になっている証拠だろうか。

今日は天気も良いので自転車で通勤。ノンキにペダルを踏んでいると眠くなるような心地よい風が頬に当たる。

帰宅後久しぶりにブルックナーが聴きたくなった。

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取り出したのはヘンリ・スヴォダ指揮のウィーン交響楽団による交響曲第6番。

ウエストミンスターの50年録音のモノラルLP。

スヴォダはチェコの生まれ、第二次世界大戦前はプラハの放送局のディレクターや指揮者を務めていたが、戦後はウィーンに本拠を移し、主な仕事として世界最大の会員制レコードクラブだったコンサートホールソサエティのミュージック・ディレクターとして数多くの録音を世に送り出している。

指揮者としても初期のコンサートホールレーベルを中心に、当時誰も取り上げないようなマイナーな曲を数多く録音していた。

この演奏もいくつかのライヴ録音を除けばブルックナーの交響曲第6番の初録音。

第2楽章と第3楽章が他の演奏に比べ極端に遅いのが個性的だが、淡々と無欲に進めたことがブルックナー演奏としては成功している。

中でもじっくり煮込んだシチューのようなコクのある第2楽章が出色の名演だ。

穏健であまり特徴のない録音の多いスヴォダの代表作。

Sicci00019_2  沼響のHPの聴き比べコラム、「シベリウスの2番を聴く」にオッコ・カム指揮ヘルシンキフィルの来日公演の録音をアップしました。

http://www.numakyo.org/cgi-bin/sibe2.cgi

Youtubeはカム指揮ラハティ響によるシベリウスの交響曲第5番

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