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2012年6月20日 (水)

グラズノフの交響曲第8番

昨晩上陸した台風は列島を縦断。
S_20120522_05355220120522_08夜半から猛烈な強風となり、外を見ると一本だけ残っていた白樺の木が幹半ばから折れてしまっていた。

本日朝5時に起き、いろいろと家の周囲を見回っていると大きな被害が有ることが判明。

畑ではナスとトマトの株は跡形も無く吹き飛び、ネギがそろって南に向かってお辞儀をしたように横倒しだった。
今回はいつもの台風とは風向きが異なり、裏山から吹き降ろした北からの風がモロに直撃したらしい。

家では屋根の一部が吹き飛び、雨樋も無残に垂れ下がり状態。

あさっては次の台風5号がやってくる。このままでは雨漏り必至の状態だ。

今日はロシアの作曲家グラズノフの交響曲第8番。

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グラズノフはラフマニノフの交響曲第1番の初演の指揮を振ったが、曲への理解不足から初演は歴史的な大失敗に終わり、ラフマニノフを強度のノイローゼに陥れた張本人。

グラズノフの交響曲は第9番が未完に終わり、8曲の交響曲が残されている。

20世紀の半ば近くまで生きたグラズノフの交響曲はラフマニノフ以上に時代遅れのマンモス状態。

とても全8曲をそろえる気持ちにはなれないが、オーケストレーションの腕は確かだったので、旋律を巧みに発展させてツボにはまっていくとなかなか楽しめる。

この第8番もグラズノフの作品の中ではそのような曲のひとつ。
チャイコフスキーのような洗練さはないが、野暮で甘さのある独特の叙情がこの第8番ではほどよくまとまっていて楽しめる。

演奏はスヴェトラーノフ指揮のモスクワ放送交響楽団によるメロディア原盤の国内盤LP.
ロシア的なダイナミックさと色彩感で聴かせる見事な演奏だ。


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