デ・ブルゴスのスペイン組曲
適度な温度と爽やかな風、ここ数日の過ごしやすい毎日も夜には崩れ来週あたりから梅雨入り。
仕事では長い時間をかけ進めていた事業が最終局面で大きなどんでん返し発生。新たな道を探る方向へ。
昨日は比較的早めに職場を離れたため19時のオケの練習開始まで多少の余裕があった。
一旦帰宅するほどの時間はないので夕食は久しぶりに駅近くの「ボルカノ」にすることにした。http://
ボルカノ」は自分が高校生の時からのおなじみのスパゲティ専門店。
今では市内に何軒かの系列店があるが、この店の味と雰囲気はあの頃から少しも変わらない。
頼んだメニューはちょいとカロリー過剰なバラエティランチ。
ウィンナソーセージやしいたけの細切りを載せた、単品ではミラネーゼと呼んでいるスパゲティにハンバーグとピザを乗せ、ボルカノのランチ定番のライスとザワークラウト(酢漬けのキャベツ)が添えられている。かつてはトマトも付いていたように思う。
ここでボルカノの系列店「マルコ」のシェフに教えていただいたボルカノ系ランチの食べ方。http://
ボルカノ系のスパゲティはあんかけ風ソースがたっぷりなので、普通に食べるとこのソースが余ってもったいない。
そこでライスとザワークラウトは手を付けずとっておく。ここではスパゲティに乗っていた具も多少残しておくのがコツ。
スパゲティを平らげたところで、残しておいたライスとザワークラウトを和えてソースと具をからめる。
最後にボルカノ系のお店には必ず置いてあるオレガノパウダーを降りかけると激ウマのボルカノオレガノライスの完成。
ひとつのメニューで二度楽しめるボルカノ系ランチ。
今日の夜は仕事終了後、図書館主催の文芸講座の最終回。
講師は日大国際関係学部長の佐藤三武朗先生で、今回はいよいよ先生ご専門のシェイクスピア。
「ハムレット」をテーマに日英の文化の違いについて、面白い話に聴講者たちも惹きつけられていく。
終了後には、図書館の事務室でご挨拶ついでに先生としばらく歓談。
先週は立石斧次郎関係や伊豆にかかわりのある偉人の話だったが、今日は三島と沼津の大学の社会人講座などのちょっとお堅い話になった。
帰宅後聴いたのは、ステレオサウンド誌から出ている「クラッシック名録音究極ガイド」(嶋護 著)で最初のページに紹介されていたフリューベック・デ・ブルゴス指揮ニューフィルハーモニア管によるアルベニスの「スペイン」組曲。
この本に紹介されているのは、一部の例外を除いては外盤のオリジナルLPだが、手持ちはキングレコードが出した初期の国内盤。
この国内盤でも驚異的な優秀録音であることは充分伝わる。デ・ブルゴス編曲によるカラフルで情熱的なスペイン音楽のエッセンス満載のゴキゲンな演奏だ。
ギター曲で有名な「アウトリアス」も豪快なできだ。
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