真夏のボエームの会
7月もまもなく終わり、とはいえ時折涼しい日が挟まるのでさほど辛い暑さでもない。
気温の急激な変化故に夏風邪になりやすい日々。
昨日は定例ボエームの会。 会の6時からの開始に間に合わせようとこの日ばかりは職場を定時退社として駅に急ぐ。
ところが沼津駅に到着するといつもとは違う雰囲気。
どうやらJRにトラブルがあり、上り電車が40分遅れだという。
ちょうど下校、退社時の時間帯とぶつかった駅のホームは凄い人だかりとなっていた。
しかも暑い。 人ごみの中で並んでまもなく40分遅れの三島行きの列車が到着。
入ってきたのは三両編成の短い電車で、ホームに滑り込んだ電車の中は既に立ち疲れた客ですし詰め状態。
ホームで待つ人々からは一斉にため息が漏れた。
しかも自分の並んでいたホーム位置には三両編成の車両は止まらない。
乗車ができる位置に移動しようとする人の群れにそのまま流されそうになったが、次の列車がまもなく来る気配なので、流れに逆らいその場に踏みとどまり東京の通勤ラッシュ並みの電車の出発を冷ややかな目で見送る。 やがて5分後に到着した上り17時37分発予定の電車の中は空いていた。
電車の出発は18時。
そして会の場所はいつもの小料理「はちまき」。メンバーの一人が夏風邪気味でちょいと辛そうだ。
今回はキンキの予定だったが、目利きの料理人の満足のいくキンキが揚がらず、急遽金目鯛のさしみやカサゴの煮付けなどが主メニューとなった。
前菜は鮭の鼻先の「氷頭」の酢の物。ここが最初から他のお店とレベルが違う。 新鮮な金目鯛とまぐろのさしみの次に出てきたのはカサゴの煮付け。
このとてもまねの出来ぬ絶妙な味加減に一同の顔もホクホク状態。
お酒は宮崎の焼酎「百年の孤独」
そして次に出たのは豪快なスペアリブ。 健啖家揃いのボエームの会諸氏も最近は食が細くなり、こちらはちょいと持て余し気味となった。
そして新鮮な桜海老のかき揚げ、茶そばと珠玉の品々が続く贅沢な夜。
これだけ食べて呑んで、いつもながらなんて廉いのだろう。 沼響のHPの聴き比べコラム、「ブラームスの2番を聴く」にトスカニーニ指揮BBC響のライヴの感想をアップしました。
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