白井光子のモーツァルト
梅雨明ける。本日自転車出勤。
オフィス到着後どっと汗は出たもののさほど暑さは感じない。
週の始めから連休明けのボケた頭に厳しい現実のパンチ、今週はハードな一週間となりそうだ。土曜も出勤予定。
このところ昼休みに、余裕があれば持参したCDをCDウォークマンで聴いている。
多くは刺激の少ない室内楽か歌曲だが、ここ数日聞いているのは白井光子の歌うモーツァルト歌曲集。
20年ほど前のモーツァルトの記念の年に日本コロンビアから1枚1,000円の廉価盤で発売されたもの。このシリーズは主にカプリチオ原盤のもの。
シャーンドル・ヴェーグ指揮のディヴェルティメント集など、非常に水準の高い演奏も含まれていた。この白井光子の歌曲集もその中のひとつ。
白井光子は実演を一度だけ聴いたことがある。曲はベルクの歌曲集だったと思う。
伴奏は小沢征爾指揮の新日本フィル。
細かな部分までは覚えていないけれど、素直で真直ぐな非常にわかりやすい歌唱だった印象が残っている。
このモーツァルトも清純で美しい声で優しく穏やかに歌っている。モーツァルトの魅力を充分に引き出した名唱だ。父君のヘルムート・ヘルのピアノも美しい。
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