ベートーヴェンの合唱幻想曲
土曜となるとなぜか眼ざめが早く今日も5時に起床。
接近中の大型台風の影響だろうか、昨晩から気温が高く昼間も気温が上昇。
来週の準備のために、資料をまとめておこうと8時ちょい過ぎに職場顔を出す。
休日の職場は静かで仕事も捗るだろうと思っていたのだが、工事の業者さんが建物内に入りいろいろな改修工事の真っ最中。
建物内外が電気ドリルやら削岩機のようなものの音で騒音の坩堝と化していた。
すでに出勤していた若い者二人は耳栓をしながら仕事をしている。
自分も職場に置いてあるポータブルCDプレーヤーのイヤフォンを耳に装着。
トスカニーニがNBC響を指揮しているブラームスの交響曲第2番を聴きながら仕事にとりかかろうとも思ったのだが、外部の騒音と演奏がミックスして頭は混乱するばかり。
最悪の環境の中で11時ころまで仕事をして帰宅。
帰りにふと桃屋のパンが食べたくなって街中の小さなお店に寄ってみた。
http://
お昼時ということもあり、小さな店の前には行列ができていた。
お目当てのカツサンドは既に売り切れで、なんとかメンチカツサンドの最後の一本をゲット。
ここの甘いたれの付いたメンチカツサンドも絶品なのだ。
帰宅後はベートーヴェンの比較的マイナーな曲を2枚。
ベームがウィーン響を指揮したベートーヴェンの「合唱幻想曲」。
1957年のフィリップス録音で、ピアノはハンス・リヒター=ハーザーが弾いている。国内盤LP.
オケとピアノと合唱という特異な編成で、後の「第九」のプロトタイプのような曲。
ベートーヴェンの曲としては影の薄い印象の曲だが、この演奏を聴くと堂々たる曲の威容が姿を現してくる。
リヒター=ハーザーのピアノも風格のあるもの。
そしてベートーヴェンのマイナーな曲でもう一枚。
バレエ「プロメテウスの創造物」からの音楽。
ズービン・メータ指揮イスラエルフィルによる録音。70年代半ばの録音。
今では序曲のみが知られるベートーヴェン唯一のバレー音楽。
ハープを加え美しくも華やかな雰囲気の漂う佳品。
終曲は「エロイカ」のフィナーレと同じ主題が用いられている。
イスラエルフィルの絹のような艶やかな弦楽器の特性をうまく生かした美しい演奏だ。録音も非常に良い。
Youtubeは「プロメテウスの創造物」序曲
最近のコメント