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2012年9月 1日 (土)

ネットワークオーディオのことなど

今日から9月。

昨日は夏休みをいただき一日庭の草取りや畑仕事をしていた。
夜になりフィリピン沖の地震の影響で津波注意報発令。

やがて雨が降り始めた。

29日にはM9級の南海トラフ巨大地震の被害想定が出て150年前の安政の大地震の津波では無事だった我が家も想定では水没。

人知を超えた災害には普段使わないような物を残しても意味はなし。
不用なものは処分することにしようと今日は一日家の片づけで終わる。


今週の水曜の晩は、職場のOBにして数年前に退職し、今は団体の役員をしながら悠々自適の暮らしをしている先輩の家に遊びに行っていた。

Goodman_3 音響処理を施したオーディオ部屋にはジェンセン、グッドマンなどのヴィンテージオーディオや自作の真空管アンプ、さらには最新のハイエンドオーディオ機器が並ぶ。

この家に遊びに行く時は、自分が聴きなれたソフトを持参することにしている。
ここで我が家のオーディオとの落差を認識することも楽しみのひとつ。

今回持参したソフトのひとつは自宅の装置では十分に再生できない「サウンドドキュメント 日本の自衛隊」のオリジナルLP。

このレコードは、名高いオーディオ評論家長岡鉄男氏が「国内盤では最高と断言できる。」とまで絶賛していたもので、今ではこのLPからの復刻CDが作られているほど著名な録音。http://www.phileweb.com/news/audio/200310/02/4574.html

先日。富士総合火力訓練で実際の音を体験しているだけに、実際とアナログレコードとの聴き比べが大きなお目当てだった。

ところが先輩宅のメインとなるアンプが故障し現在修理中で、レコードが再生できないということでがっくり。

その代り最近入手したというグッドマンのアキシオム80を鳴らして室内楽の数々を聴かせていただいた。

http://members.jcom.home.ne.jp/ads/w-goodman.html

アキシオム80は鳴らすのに難しいというじゃじゃ馬スピーカー。
実際、未だ調整中とのことでかなり音が暴れている。

そこで登場したのがアンプのような装置、部屋の音響特性その他を補正する装置だとのこと。

これを通すとガラリと音が変わった。一転して柔らかで艶やかな音。
ベルリン弦楽四重奏団のベートーヴェンがしっとりとした音で鳴っている。

だが、古いものや最新のデジタル録音その他いろいろなソフトを聴いてみたが、何かが物足りない。

聴きなれたギーゼキングの「沈める寺」など、自宅のLPで聴かれるクライマックスでの奥行きのある強烈なエネルギーに満ちた低音が、まるで去勢されたような力のない音に変わってしまっていた。
どうやら補正の段階で何か大切な物が失われてしまったようだ。

生の音楽が持つ100人のオーケストラのエネルギーを自宅で再現するのはとうてい無理だと信じてはいても、未だ発展途上とはいえデジタル技術を駆使したこのようなものがこれから主流になるのだろうとの予感はする。

L_ts_linn02 古くなった自宅のCDプレーヤーの買い替えの話を持ちかけたところ「CDはもう先が見えているよ」との返事が返ってきた。

LINNのネットワークオーディオを導入する予定の話など、自分とは無縁な最新のハイエンドオーディオの世界について面白い話を沢山聴かせていただきました。

今日はフォーレのレクイエムを英EMIのLPで聴く。


D.ウィルコックス指揮のケンブリッジ・キングズカレッジの合唱によるもの。

20010101_00000020010101_03_5 合唱のソプラノパートはボーイソプラノが歌い、「ピエ・イエズス」のソプラノソロは後にキングズシンガーズのメンバーとなった少年時代のボブ・チルコットが歌っている。

心を洗われるような無垢な演奏だ。

チルコットはこのフォーレの「レクイエム」の影響を受けた美しくも感動的な「レクイエム」を2011年に作曲している。

Youtubeはチルコットの「レクイエム」

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