レオポルド・モーツァルトのヴァイオリン二重奏曲
晴れ一時雨、昨晩寝る前に自宅パソコンの古いパイプ椅子に座ったところ、螺子の一つが取れていて座ると同時に椅子がクラッシュ。
尻餅をつくと同時に左足の踝をパイプの端で強打して猛烈に痛かった。
すごい音がして家内と娘が起きて来た。
ただちに冷やして湿布を貼ったが痛みは去らず本日寝不足気味。
金曜に休んでしまったので今日は早めに出勤。休んだ日に限り何か事件が起きているものだ。
緊急の要件ではなかったので休み中の自分には連絡は入っていないが、本日午後に予定した会議はキャンセルし対応に没頭。
いつしか足の痛みは去っていた。
今日はクレーメルとグリンディンコの弾くヴァイオリン二重奏曲集。
メロディア原盤の国内LP.国内盤タイトルは「驚異のデユオ」
曲は神童の父レオポルド・モーツァルトに始まり、ハイドンそしてバルトークの二つのヴァイオリンのための二重奏曲集から数曲とマックス・レーガーの古い様式によるカノンとフーガ。
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最後にシュニトケのパロディ的な小品「モーツ・アルト」が入っているのがクレーメルらしい。
ヴァイオリン学習者用として書かれたL.モーツァルトの二重奏曲からして艶やかな音と完璧なアンサンブルに引き付けられた。
二人の奏者の音色と音楽性がぴったり合い二つの楽器の間から広く大きな宇宙が広がっていく。
曲も良く、現在も使用されているヴァイオリン教則本の著者として名高いレオポルド・モーツァルトの面目躍如たる名作。
この親にしてこの子あり
一方のマックス・レーガーの曲は、疑似バロック風のスタイルの中に20世紀末のロマンティックさを忍ばせた曲。
こちらはバッハを思わせる深いものを感じさせる名曲だ。
Youtubeはレオポルド・モーツァルト作とされる「おもちゃの交響曲」
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