バレンボイムのバッハ、ブルックナー
朝夕の涼しさは秋の深まりの予兆。9月も半ばとなりいろいろと難題続出。
昨日は組織トップと関係各社のトップを集めての出張。予定のスケジュールを普通に消化するだけで気苦労多し。
帰宅後聴いたのは、若き日のバレンボイムがニューフィルハーモニア管を指揮したバッハのマニフィカートとブルックナーのテ・デウム。英Angelの外盤LP。
20代半ばのバレンボイムが指揮者としてデビュー間もない頃の、1968年から翌年にかけての録音。
その頃普通のスタイルだった大編成のオケによるロマンティックなバッハ。
未だ健在だったクレンペラーの影響を大きく受けた演奏で、ぶ厚い響きで鳴り響くバッハがまるでブルックナーのようだ。
一方のブルックナーは、トイレの中で真っ赤な顔で思い切り力んでいるような、力でぐいぐい押し切る演奏。
後にバレンボイムは、シカゴ響とベルリンフィルという東西のスーパーオケを振ってブルックナーの交響曲全集を録音している。
現在、ベルリン国立歌劇場管弦楽団との3度目の全集録音が進行中のバレンボイムの、この「テ・デウム」がブルックナー初録音。
沼響のHPの聴き比べコラム、「シベリウスの2番を聴く」に、渡邉暁雄指揮京都市交響楽団の演奏の感想をアップしました。
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Youtubeはバッハのマニフィカートからグロリア
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