ルネ・ル・ロワのフルート
暑さ寒さも彼岸まで、とはよくぞ言ったもの。
昨日は前日からの雨が一日中降りやまず日中の気温は上がらず肌寒いほど。
今日は晴れたものの、朝から涼しく自転車通勤。早くも9月の最終週に突入。
フランスのフルーティスト、ルネ・ル・ロワのフルートを聴いていた。
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曲はモーツァルトのフルートとハープのための協奏曲。
ハープはリリー・ラスキーヌ、ビーチャム指揮ロイヤルフィルの伴奏。
1947年録音。
手持ちは2003年頃にHISTRYから出ていたモーツァルトの歴史的な演奏を集めたCDBOX40枚組。当時5,000円前後で購ったもの。
今はパブリックドメインとなってネットで自由に拾える音源ばかり。
ル・ロワはモイーズの次の世代のフランスの名フルート奏者。
柔らかく温かなロワの音がラスキーヌの典雅なハープに乗って流れていくこの名曲の理想的な名演。
ル・ロワという人はきっと物静かで優しい人柄だったのだろうと想像してしまうほどの心が洗われる演奏だ。
しなやかで美しいビーチャムの伴奏も非常に良い。
Youtubeはル・ロワの吹くバッハ
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