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2012年11月 2日 (金)

デニス・ブレイン、2度目のブランデンブルク協奏曲

このところ気温の下降が急で、紅葉をゆっくり見ることもなくそのまま冬に突入の気配。
母の部屋では夏場の扇風機を片付ける間もなくストーヴを点けている。

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今日の昼食は沼津港周辺の「にし与」の魚河岸定食。

今朝揚がったばかりの生シラスが添えられていて美味。
http://homepage2.nifty.com/koaji/shokujitokoro/numazu/nishiyo.htm

さて10月の音盤購入の続き。
10月25日の上京では渋谷レコファンを訪問。
お店ではちょうど5枚買うと1枚200円引きセール開催中だった。

P1010003


4月に来たときはエレベーター前のジャンク品常設10枚買うと1枚50円コーナーに掘り出しものがあったのだが、今回は仕事の疲れが体の底にどんより沈殿して、ジャンル分けされていない膨大な量のLPを前に一枚一枚に目を通す気力が既に萎えている。

P1010005こんな時は集中力に欠け余計なダブリ買いしてしまうこともあり、仕事を終えたらそのまま大人しく帰れば良いのだが、ついつい足はそちらの方面へむかってしまう。

ここでも新入荷コーナーで、いきなり今まで探していたディーン・ディクソン指揮プラハ室内管によるウェーバーの交響曲第1番、第2番のスプラフォン盤を発見。

さらに近衛秀麿指揮読売響による「越天楽変奏曲」。日本ビクター盤。

近衛には「越天楽」の近衛自身のオケ編曲があり、ストコフスキー指揮フィラデルフィア管の録音も残っている。

この近衛指揮の「越天楽」はその近衛版ではなく、筝奏者の大家宮城道雄の手になる箏とオーケストラのための「越天楽」変奏曲。
オーケストラ部分は近衛秀麿、直麿の二人の手になるもので、1928年の天皇陛下即位大典の際に作曲された作品だ。
http://d.hatena.ne.jp/japojp/20120214/1329215058

ジャケット解説によるとこの曲にはSP期に宮城、近衛の録音があり、その再録音とのこと。

P1010008カップリングは宮城道雄の作品の中でも最大規模の交声曲「日蓮」。
最近下の娘が筝曲部に入っている関係で、邦楽にも興味が湧いてきている。

他にはフィストラーリ指揮フィルハーモニア管によるグリーグの「ノルウェー舞曲」「ペールギュント第1組曲」の10吋EMI盤。

380円コーナーからは、アンセルメ指揮のフランク・マルタン作曲オラトリオ「地には平和」。
コンラートの吹くテレマン、ビバルディ、マルチェルロのリコーダー曲集ベーレンライター原盤による日本コロンビア盤。
クレーデル指揮による「女声合唱による珠玉のフランス合唱曲集」日本コロンビア盤。
これは学生時代からの愛聴盤で、手持ちの盤がさすがに痛んできたので買い換えたもの。

ボイド・ニール指揮のブランデンブルク協奏曲第1,2,4番ユニコーン盤。
これはダットンから出ているデニス・ブレインやオーボエのレオン・グーセンスらが吹いている復刻CDとは別のDECCAへの第1回録音。

P1010002

なぜかこのユニコーンが初出だったとの記事もあり、
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/1921/dbbbs34.html
DECCAからは一度も発売されていないらしい謎が残る盤。

このLPには第1回録音と同じオーボエのグーセンスのクレジットはあるものの、フルートとトランペット奏者は全く別人。
ホルン奏者のクレジットはないが第1番ではデニス・ブレインとニール・サンダースが吹いているという。

他にも何枚か食指の動いたものもあったものの、帰りが重くなるので以上7枚。

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