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2012年11月 5日 (月)

駿河湾の日没と富士、ランパルのヘンデル

曇り後雨。11月に入り時間は飛ぶように過ぎていく。
11月3日、4日は沼津の南端戸田地区へ泊まり込みのお仕事。

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土曜日の夕方には戸田地区から駿河湾の壮大な日没を堪能。

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地元の人たちが驚くほどの雄大な眺めに職員一同しばし呆然と立ち竦む。
S_pb010313刻一刻と変わる情景はさながら一大シンフォニー。


夜はスタッフ一同、職員の実家の民宿に投宿。

赤ムツ、真鯛、鮑その他の豪華な船盛りに特大金目鯛の煮つけ。手長エビ一匹丸ごと味噌汁などの駿河湾の新鮮な魚介類に加えズワイガニその他の心づくしの料理に一同大感激。

翌日も良い天気に恵まれ、予定していたスケジュールは十分以上に消化ができ、初の試みとしては上々の出来。

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朝から夕方まで雄大な富士に見守られながら盛況に終わるという、久しぶりに達成感の有るお仕事の一日だった。優秀な職員たちの奮闘に感謝。


明けて週の初めの今日は、あいさつ回りその他昨日の後始末で一日の大半を費やす。

帰宅後は、名手ランパルの吹くヘンデルのフルートソナタ全集から数曲。
伴奏のクラヴサンはラクロワ。原盤はエラートだが手持ちは米CBSから出ていたLP2枚組。

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典雅でのびやかなランパルのヘンデル、一曲一曲の音符の隅々まで張り巡らされた神経の細やかさ、美しい音色の中に楽しさだけでなく音楽の深いところまで切り込んでいく非常な名演。


同じメンバーによる世評の高いバッハのソナタ全集よりも、こちらのヘンデルの方が両者の肌に合っていると思う。ディスク大賞を受賞している。

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