ドンコサック合唱団のことなど
本日快晴。昨夜の雨で富士山は新雪の真新しい白さで眩しいほど。
下の娘は今年大学受験。
夏休みまで筝曲部の全国大会出場と国立劇場の披露演奏が重なり、受験勉強は完全に出遅れ気味。
本人はかなり焦っていたものの起死回生を狙った先日の自己推薦AO入試では、英語の試験の出来が良かったようで面接の受けも良く、無事滑り込むことができた。
結果としては全国大会出場ということが大きく効いたのかもしれない。
そして昨晩遅く上の娘から突然の電話があり、同乗していた車が追突されたとのこと。
幸い大事に至らずレントゲン検査の結果は異状なしで本人はケロッとしていたが、交通事故の痛みは翌日出ることを自分は一昨年の事故で経験済み。
とにかく気になるので、下の娘の部屋しも併せて今週中に上京したいところ。
今日はドンコサック合唱団の「ロシア民謡集」。
日本グラモフォンから出ていた国内盤のLP。
一昨年、祖父の知人でクラシックファンだった方のご遺族からまとまった数のクラシックLPをいただいた中に入っていた一枚。
かつて一世を風靡したというセルゲイ・ジャーロフ率いるアメリカ国籍の亡命ロシア人たちが組織したドンコサック合唱団の演奏。1965年の録音
最初は少人数の薄い響きと素朴なほどの粗いアンサンブルが気になり、途中
で針をあげてしまおうとも思った。
Youtubeにアップされている1930年代の映像の演奏とはまるで別団体のような演奏だ。
団員が年老いてしまったのだろうか 。
ところが、さりげなく部屋の中に流しているうちに哀愁の漂う歌声に妙に懐かしい気分になってきた。
かつて北海道に住んでいた時、時々寄ったロシア料理屋の店内で流れていたロシア民謡がこのドンコサック合唱団の演奏だったような気がする。
ちなみに同名の団体が今年来日しているが別団体だろう。
http://
Youtubeは1930年代のドンコサック合唱団
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