本日の練習、今度のドヴォルジャークは新全集版?
今日は朝から下の娘が不調。症状からノロウイルスの疑いもあったので、学校を休ませ
、急遽自分が病院へ連れて行くことに。
幸いノロウイルスではなく単なる風邪だった。
昨日はオケの初練習。
今年に入って初めて楽器に触れるという怠けっぷりなので、ウォーミングアップを長めに取るため静岡からの出張からそのまま練習会場の沼津市民文化センター小ホールへ。
曲は次の定演のメイン曲ドヴォルジャークの交響曲第8番。
沼響としては3回目のドボッパチで、1989年の第5回定演と1997年の裾野ファミリーコンサート以来。
当時のメンバーで、今も一緒にステージに乗っているのは出戻り組も含めても5人ほど。
今回の使用楽譜は2004年のドヴォルジャーク没後100年の年に出版されたベーレンライターの新しいものだが、吹いていて以前演奏した時の譜面とは細かな部分でいろいろと変わっていることに気が付いた。
第一楽章序奏が回帰する部分の旋律は以前の版では1番ホルン1本のみだったが(冒頭
は1,2番ホルンの2本)今度の版では1、2番の2本指定となっている。
他にアクセントの細かな位置なども変わっているようで、古いポケットスコアを持っている団員が首を傾げながらパート譜と見比べていた。
合奏が始まる頃には楽器も温まり、第一楽章序奏のチェロと重なるメロディを順調に吹き始めたものの曲の後半から高音が苦しくなってきた。
音が上ずり始め意図する音が出なくて困った。まさに怠けた結果の自業自得。
演奏は自分の思う通りにはいかなかったものの、次々に出てくる聴き慣れたメロディに以前は感じられなかった新鮮な感動と高揚を感じるのが不思議。
沼響のレベルが上がってきたからだろうか。
今日はそのドボッパチ。
ルーマニアの指揮者、コンスタンチン・シルベストリの指揮ロンドンフィルで聴いた。
70年代の国内廉価盤LP.
アクの強い熱血爆演型のシルベストリは「新世界より」で名演を残している。http://
ドヴォルジャークでは他に交響曲第7番や序曲「謝肉祭」も名演。
この第8番は拍子抜けするほどしっとり地味なフレーズのひとつひとつを丁寧に仕上げた演奏だった。
スコア片手に聴いてはいないがフィナーレの第一主題の再現部分は通常と違う音型が出てくる。
シルベストリのドヴォルジャークは60年代前後の録音だが、その頃一般に使われていた旧版の楽譜とは使用楽譜が異なるようだ。
Youtubeはメータ若き日のドヴボルジャークの交響曲第8番
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