アンチェルのプロコフィエフ
昨日今年音大を受けるという娘の友人が家に遊びに来ていた。
帰りが遅くなったので駅まで車で送ったが、車中で何気なく流していたプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」を聴いて、即座に「プロコのロメジュリですね」と言い当てたのには驚いた。
それが「モンタギュー家とキャピレット家」のような著名な曲でなく、組曲第一番の「マドリガル」だったのでなおさらだ。
演奏はカレル・アンチェル指揮チェコフィルの1958年のミュンヘンライヴで、Tahraから出ていたアンチェルエディションからのもの。
スプラフォンのスタジオ録音も良かったが、こちらはさらに切れ味鋭いシャープな演奏で、凄味さえも感じられる名演。
一糸乱れぬアンサンブルで猛スピードで飛ばした「タイボルトの死」のチェコフィルの合奏力には唖然とするほど。
Yotubeはテミルカーノフ指揮の「ロメオとジュリエット」
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