アブラヴァネルのウォルトン
大寒も過ぎ、庭の紅梅の蕾も日毎に大きくなってきた。
今週は月曜日と明日が大きな山場。
今日は、モーリス・アブラヴァネル指揮ユタ響によるウォルトン。
巨大なオーケストラと合唱団による大作、オラトリオ「ペルシャザールの饗宴」。米VOXのCD.
「ペルシャザールの饗宴」は自作自演のほかプレヴィン、ボールト、ショルティなどの強力盤が揃っているが、このアブラヴァネル盤もアンサンブルをきっちり整え豪快に鳴らす職人技が光る演奏。
狂乱の終曲など巨大なペルシャ絨毯を眺めるような豪奢な演奏で音の一大スペクタル。
カップリングはウォルトンの出世作となった「ファザード」。
これはナレーターと少人数のアンサンブルによる原典版によるもの。
演奏はエプスタイン指揮のフルートのS.バロンほかのアメリカの演奏家6人にナレーションのJanet Bookspanというもの。
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ナレーションも楽しく曲の軽妙さを見事に生かした演奏だ。
沼響のHPの聴き比べコラム、「ブラームスの2番を聴く」に、シューリヒト指揮北ドイツ放送響のライヴの感想をアップしました。
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Youtubeはウォルトンの「ペルシャザールの饗宴」。2012年プロムス尾高忠明の指揮。
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