サヴァリッシュ自伝「我が音楽と人生」
雨のち曇り2月ももうすぐ終わりとはいえまだ寒い。
北日本は未だに記録的な豪雪が続く。今年の冬は長いようだ。
サヴァリッシュ自伝「我が音楽と人生」(第三文明社刊)
原題は「Im Interesse der
Deutlichkeit(明瞭にするために)」
を読んでいた。
第二次世界大戦で召集された時に、最初に所属した部隊が、サヴァリッシュが慰問演奏のために留守していた間に全員スターリングラードに移動させられだれも帰って来なかった話とか、敗残兵としてイタリアでの
負傷しながらの逃避行など、苦労した話がいろいろと書かれていま。
N響とのことも詳しく書かれています。
そして今日もまたサヴァリッシュ。
チェコフィルを振ったモーツァルトの交響曲第38番と第39番の2曲。
日本コロンビアのCDで原盤は独オイロディスクで、サヴァリッシュ50代半ばの1978年の録音。
幾分渋めのオケの音色と、スパッと割り切ったサヴァリッシュの颯爽とした音楽造りが爽やかな適度な緊張感を生んでいる。
リピートを全て励行しているが冗長さを感じさせない良い演奏だ。
それからサヴァリッシュが得意としていたメンデルスゾーンから、交響曲第5番「宗教改革」。
フィリップスへの録音でオケはニューフィルハーモニア管との交響曲全集録音の一枚。
1967年の録音で手持ちは国内盤LP.
こちらは中庸そのものといった演奏。
Youtubeはバッハの4台のピアノのための協奏曲
ピアノソロはケンペ、サヴァリッシュ、クーベリック、リーガー、当時ミュンヘンで活躍していた指揮者4人の豪華な共演
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