熊本から阿蘇へ
今日も朝から雨。東京はみぞれ混じりの雨。
午後3時前にソロモン沖の地震を受けて、津波注意報のサイレンが鳴りだした。
隣のセクションで猛威をふるっているインフルエンザはとうとうわが職場に飛び火。
本日1名発熱と関節の痛みのため休み、その真向いの席の者が体調の不良を訴え午後から強制送還。
じわりじわりとわが身に迫る。来週後半から絶対に休めぬ正念場が待っている。
先週土日の九州旅行二日目は熊本城内見学から。
子供の時からの城好きなので熊本城はどうしても見たかった。
さすがに築城の名人名将加藤清正が心血を注いだ大城郭。
連なる高石垣の迫力、天守を取り巻く櫓群はまさに実戦向きの巨大要塞の風格。
天守閣は昭和の復元だが、重文の長塀や櫓群、史料に忠実に復元された飯田丸五階櫓など、見応えのある建物が林立する。
中でも通常の城の天守に匹敵するほどの規模の創建当時のままの重文宇土櫓の内部が感銘深い。
ここは見学者も少なく中をじっくり見ることができた。
ちょうど2月3日の節分の日ということで、通常は入ることができない本丸御殿中庭で、限定200名を対象におこなわれた豆まきに参加できたのもラッキーだった。
豆を撒くのは、熊本城おもてなし武将隊と特別参加の名古屋城おもてなし武将隊のメンバー。
お昼は、熊本ラーメンの人気店「黒亭」へ。ここも行列。 ここでは玉子ラーメンの大盛りとそぼろ丼。
外から見てラーメン丼が小ぶりだったので皆大盛りを頼んだのだが、これが結構な量でもてあまし気味となってしまった。
味は濃厚なとんこつ味。沼津港の人気店「松福」のラーメンと良く似ていた。
一同食べ過ぎ状態で身動きも大儀なまま最後の目的地阿蘇山山頂へ。
山頂に着くと天気も良く亜硫酸ガスも流れていない。
風向きも良く、展望台から中央火口の薄いグリーンの60度でぐつぐつと沸騰している火口も良く見えた。
地元ガイドさん曰くこんなに条件の良い日は珍しいとのこと。
ちょうど箱根連山を大規模にしたような雄大な景色を満喫。
そして帰路は熊本空港から。
空港では職員が幼い子供用に熊本城で買った手裏剣が手荷物検査でひっかかり、ひと悶着はあったものの、フライトはジェット気流に乗り予定よりも早く羽田へ到着。
新幹線への接続も良く自宅到着は夜8時ちょいと過ぎ。
良い天気に恵まれ充実した二日間。
帰宅したら庭の紅梅が四分咲きだった。
大宰府や熊本よりも開花が早いようだ。
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