フランクルのドビュッシー
冬はしだいに遠ざかり庭の梅はほぼ散った。
静岡は本日桜が開花。
梅は一輪ずつの咲くさま、桜は木全体の咲き具合が梅と桜の見どころの違いだという。
4月から一人の生活を始める下の娘の引っ越しの準備で一日が終わる。
昼食は家族で、近くの「ひょうたん寿司」のランチ。
伊豆長岡にあるお店の別れのお店で、リーズナブルな価格のランチが人気。
800円でお吸い物、茶わん蒸し、デザートにアイスクリームがつく。
娘は上寿司のランチで1,300円。
800円と比べると500円ほどの差はないように見える。
今日は上の娘がピアノの試験の曲目を決めたいというので、候補のドビュッシーをいろいろ聴いていた。
結局結論は持ち越し。
その中で久しぶりに聴いたのは、ハンガリーのピアニスト、ペーター・フランクルの演奏。
日本で活躍している数学者にして大道芸人の御仁と同姓同名。
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1957年、ロン・ティボー国際コンクールの優勝者として知られ、VOXにドビュッシーとシューマンの全集録音を残している。
このドビュッシーは1962年の録音なので、フランクルがまだ20代後半の時の録音。
手持ちはワーナーから出ていた国内盤LP.
明晰にしてメカニカルなドビュッシー。個性的な歌い回しには新鮮さも感じられる。
「雪が踊っている」のスタッカートの扱いなど独特なものだ。
NMLで全曲が聴けるがNMLは音がだいぶ甘い。
明日は夜遅くまで仕事で明後日は遠方へ出張。水曜日の休日がありがたい。
Youtubeはフランクルの演奏でドビュッシーの「パゴダ」
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