メンゲルベルクの「1812年」
今年は花粉が特に多くマスクが一日外せない。
なんとなく頭が重いのも花粉症の典型的な症状。
今日はHISTRYから出ていた激安BOXセットシリーズから、メンゲルベルクの演奏をいくつか聴いていた。
20世紀の最後の年に、フルトヴェングラーやトスカニーニの歴史的音源CD10枚組BOXが3,000円を切る価格で出た時は狂喜したものだ。
その後ワルター、クナ、バルビローリ、ミトロプーロス、ビーチャムなどが続々出てきた。
いずれも今はパブリックドメインとなってネットから無料で拾える音源ばかり。
この中からチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」、「1812年」、ブラームスの大学祝典序曲に悲劇的序曲。序曲を4曲立て続けに聴いた。
あらためてこの頃のコンセルトヘボウの合奏力に驚嘆。練習時間を可能な限り取ることができた時代の所産とはいえ、すごいものだ。
1812年は終結部にオルガンを加え盛大な盛り上がりを演出。
youtubeはメンゲルベルクのマタイ受難曲から「第47曲「憐れみたまえ、わが神よ」、聴衆のすすり泣きの声が入っていることで有名な1939年録音。
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