潮田益子、小沢征爾のシベリウス
湿度が高く蒸し暑い梅雨の一日。
朝から頭が重いのは天気のためばかりではなく今日は重要な案件が目白押し。
日曜に仕事が入っているのも気が重い。
土曜がオケの本番のため今週の練習は金曜日。
ヴァイオリニストの潮田益子さん死去。
今日は潮田さん若き日の名演、シベリウスのヴァイオリン協奏曲を聴いた。
伴奏は小沢征爾指揮の分裂前の日本フィル。
1971年、プロデユーサーのピーター・アンドリューが英EMIの技術陣を引き連れて日本でおこなったレコーディング。
手持ちは東芝EMIのLP.国内初出盤。
切れ味鋭い攻撃的な潮田のヴァイオリン、オザワの伴奏も洗練さとは程遠い野性的なものだ。
この時の潮田の使用楽器はグアルネリ。
ジャケットの若々しい二人の写真が40年の歳月の重みを感じさせる。
ご冥福をお祈りします。
Youtubeはバボラークの吹くモーツァルトのホルン協奏曲第3番。
伴奏の水戸室内管のコンミスは潮田益子さん
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