沼津港BAR
週末休み、今日は良く晴れた。
冬物やストーヴ類を片付け、ついでに大正の頃の古椅子とメロフォンなどの古いものを虫干し。
夜は家内と沼津港BARに行っていた。
オープニングセレモニーを見ていたら、もう5年ほど前に退職し今は悠々自適のご身分となっている職場の先輩に声をかけられた。ほぼ一年ぶりの再会。
今日はクルーザーを所有する友人の船でクルージングに来たとのこと。
いいなぁ。
自分は事前に購入したBARチケットで、家内と一緒に遊覧船で駿河湾サンセットクルージング。
富士山は見えなかったが穏やかな海で陸とはまた違った目線で沼津の街を眺めていた。
BARチケットは5枚綴りで前売り3,500円。
クルージングで2枚使ってしまったので、あとの3枚のうち2枚は双葉寿司に行ってみた。
東京でも有名なこの店も、気楽にカウンターに座れるのはBARならではのこと。
BARメニューは握り3貫に卵焼きにお味噌汁のシンプルメニュー。
まるでおやつのようなもので、あっというまに終わってしまった。
日が暮れるに連れて、港のあちらこちらでデキシーやジャズのライヴが始まり良い雰囲気になってきた。
大道芸の炎も見えている。
やはりここはお酒を楽しみたいことだが、今日は車で来ているので飲めない。
今日の音楽は沼津港でのさまざまなライヴを楽しんだ。
デキシーバンドのクラリネット奏者は元沼響団員のT君だった。
そして昨晩は沼津市主催のディスクコンサートの解説稼業。
自分のコレクションを中心に、簡単な解説を交えて紹介していく市主催のこの催しももう30年。
今年度から市民文化センターの担当者が変わったので、気になり昼間確認の電話を入れたところ、なんとその担当者の方は一昨日急病となり入院してしまったとのこと。
3年ほど前に担当だった職員に急遽交代したという話になっていた。 そういうことはもっと早く知らせてほしかった・・・・
交代した方と電話で話をしたが、以前担当だった時のノウハウは完全に忘れている様子。
これで非常に不安となり一時職場を離れ文化センターに急行。
行ってみると機械の操作そのものもできていない状況だったので、急遽自分がセッティングから調整まで行い準備したソフトの視聴をおこなう。
今回は自分ひとりで全てやることを決心。
今回の曲は、5月にちなみシューマンの歌曲集「詩人の恋」にはじまり、ちょうど開催中の「プラハの春」音楽祭には必ず演奏される「我が祖国」からモルダウに、ついでにドヴォルジャークの交響曲第8番というもの。
なんのことはない来週の沼響の定演の曲目をそのまま拝借したもの。
チケットの売り上げと、沼響のプログラムに書いた曲目解説がそのまま利用できるという1石2鳥狙いの内容。
お客さんの反応は良いがオーディオの調子がいまひとつ、低音がダンゴ状になってヴォリュームが思うように上げることができなかったのが残念。
だが新しいお客さんも多く、終わった後に「沼響の演奏楽しみにしています」と何人の方に声をかけられたのが嬉しかった。
Youtubeはクリスティーネ・シェーファーの歌う「詩人の恋」から「美しい5月には」
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