三島フィル第40回定演
6月の終わりは曇り空、早朝まとまった雨。
今日は近隣のホールで演奏会ラッシで、アマオケだけでも三島フィル、富士フィル、伊豆フィルに御殿場のマウントフジ響。
なんと静岡県東部のアマオケは沼響以外が全て今日が演奏会。
沼津では老舗の沼津吹奏楽団が恒例の「あじさいコンサート」 ということで、母が友人に誘われたとかでこのあじさいコンサートに出かけて行った。
自分は母を送りついでに三島フィルの第40回定演に聴きに行く。
曲はマーラーの交響曲第5番嬰ハ短調、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調。
40周年記念だけあって重量級のプロ。指揮は関谷弘志にピアノが大野浩嗣というもの。
車を三島の生涯学習センター駐車場にとめて、会場の三島市民文化センターへ。途中の池ではカルガモを目撃、水の都三島ならではの景色。
ピアニストの大野浩嗣は、桐朋からモスクワ音楽院を出身の若手ピアニスト。三島フィルとはラフマニノフとチャイコフスキーですでに共演している。
力で押し切るではなくナイーヴな抒情性を前面に押し出すタイプのようだ。細かな部分にもう少し技巧の冴えが欲しいとはいえ手慣れたラフマニノフ。
そして後半はマーラーの5番。
バランス良くまとまり気合の入りも充分な聴きごたえのある演奏でした。
フィナーレ終盤の熱い演奏はアマオケならではの魅力。
第3楽章のホルンソロはお見事です。
アンコールの「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」も美しい演奏でした。
Youtubeはマーラーの交響曲第5番からアダージェット。カラヤンの指揮
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