ペドロッティの「展覧会の絵」
今日は朝から薄曇り。
昨晩のサッカー、ワールドカップアジア最終予選、最後にドラマティックな見せ場があった。
本田のPKの瞬間、多くの人が息を呑みテレビを見つめていたのだろう。
日本中が興奮し沸いた夜。
今日は通院その他のいろいろな諸手続きがあり、午後から休みをいただいた。
このところ毎年この時期になると咳が止まらない。風邪でもなさそうだが。
病院での検査を終え6月いっぱいで移転する支那そば屋「わさらび」で遅い昼食。
あと何回通えるかわからないが、今日はねぎそばと小カルビ丼を頼んでみた。
お客は2時過ぎなので自分のほかは二人ほど。
女声ヴォーカルの曲が流れる店内。
あい変らず無口なご主人にお客も自然と無表情に黙々と食べている。
今日はイタリアの名匠アントニオ・ペドロッティの「展覧会の絵」。
パーラメントのLPで、オケはチェコフィル。
以前「展覧会の絵」の聴き比べ以後に入手した音源
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最初のプロムナードからして柔らかでウォームなトランペットの響き。
チェコフィルの引き締まった響きに強靭なカンタービレ。
同じイタリア人のトスカニーニの演奏とはタイプの異なる幾分暖かさの感じられる演奏だ。
終曲のキエフの大門に向けて、演奏のヴォルテージが徐々に上がっていくのが見事。
各所に打楽器の加筆が有り大きな効果を上げていた。
これは名演です。1953年の録音だが音は非常に良い。
Youtubeはペドロッティ指揮チェコフィルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」フランスのオケのようなホルンの響き。
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