第29回定演終わる
沼響第29回定演。
開演は夜なのでゲネプロまでの時間が有りちょいと朝寝坊。
朝昼兼ねた食事を摂り、上の娘を駅まで送りながら途中借りた本を返すために図書館に寄る。
顔見知りの職員から「今日は本番でしょ、こんなことしててもいいんですか?」などと声をかけられながら、会場の沼津市民文化センターへ。
会場到着は1時ちょいと前。
ロビーでは開演前のロビーコンサートの練習中。
ゲネプロは2時開始なので時間に余裕。
今回の定演は、直前の集中練習がないためになんとなく本番が迫った緊迫感が感じられなかったのだが、ゲネプロが進むにつれてしだいに皆のテンションが上がってきた。
そのうち吹いていてオケ全体の響きがいつもと異なるのに気が付いた。
同じ会場で20年以上演奏してきて、今になって初めてオケと会場との一体感が感じられれる不思議な雰囲気だ。
そして開場。
今回は前売りの出足が鈍くお客さんの入りが心配だったが、開場一時間前からホール前に行列ができていた。
いつもながらありがたいことです。
人の入りも良くロビーコンサートでは黒山のひとだかり。
木管合奏のグノーのシンフォニエッタが非常に良い雰囲気で鳴っていて、開演前の気分を盛り上げている。
お客さんの楽しそうな表情も嬉しい。
そして本番。
最初の「モルダウ」からして集中力のある良い出来だ。
ホルンセクション全体がよく鳴り吹いていて楽しい。
降り番のホルンコンチェルトは会場で聴く。
下田先生のホルンも嚠喨たる響きで、ピアニシモと高音部のコントロールもさすがのものだ。
そしてドヴォルジャークの交響曲第8番。
オケ全体としてはよく歌い流れる良い演奏だったと思う。
横島先生の気持ち良さげな表情も演奏の良さを物語っていた。
いろいろな人から寄せられた演奏後の感想も良好。
何人かの人からホルンセクションにお褒めの言葉もいただいた。
事前に何回かあった下田先生のホルンパート指導の効果が大きい。
昨年よりお客さんは多く入り、創設30年を迎えた沼響の活動も認知されていることを実感。
これからは第30回定演のプレコンサートともいうべき8月のコンサート。
そして市制90周年の年末の「第九」。
いよいよ来年の創設30周年記念演奏会へ向けて、上々のスタートとなった演奏会。
来年のメインはマーラーの「巨人」
Youtubeはマリス・ヤンソンス指揮コンセルトヘボウ管のドヴォルジャークの交響曲第8番。名演です。
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