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2013年6月19日 (水)

オイストラフ父子のモーツァルト

曇り時々雨、風がかなり強い。
天気予報では大雨の予報だったが、日中雨はほとんど降らず夜遅くから雨。
仕事は明日からいよいよ大きな山場だが何故か気持ちはハイになれず。
このままでは準備不足でかなりヤバイのだが気力が湧かず。

今日はモーツァルトのシンフォニーコンチェルタンテを聴いていた。
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オイストラフ父子によるもので、ヴァイオリンは息子のイーゴリ、ヴィオラは父ダヴィッド。

コンドラシン指揮モスクワフィルの伴奏によるDECCAへの録音。

手持ちは70年代に出た国内廉価盤LP.
カップリングはブルッフの「スコットランド幻想曲」で、こちらはホーレンシュタイン指揮ロンドン響の伴奏。
1978年9月の購入で久しぶりに聴いた。

息子イーゴリのヴァイオリンを包み込むようなダヴィッドのヴィオラがやはり聴きものだが、余りにも偉大だった父に隠れて幾分気の毒なイーゴリのヴァイオリンもよく歌い健闘している。

コンドラシンの伴奏も雄弁な見事な出来。録音も実に明快。

当初はカップリングされたダヴィッド・オイストラフのソロによるブルッフの方がお目当てだったのだが、今聞き直してみるとこちらはいささか生ぬるい出来で録音も鮮明さを欠く。

この録音がメロディアでなくなぜDECCAへの録音なのか長い間の疑問だったのだが、この録音の時期、オイストラフ父子とコンドラシン&モスクワフィルはロンドンに来演していたようだ。

ライヴの同曲のDVDが出ているが、なぜかこちらの伴奏はメニューイン指揮モスクワフィルとなっている。

YoutubeはK364のシンフォニーコンチェルタンテ。ソリストはヴェンゲローフとバシュメット

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