« カラヤン、チェコフィルの「新世界より」 | トップページ | サウンズ・オブ・フィンランド »

2013年7月 7日 (日)

世界の自動演奏楽器2

今日は七夕、雲が多くここ数日星空とはご無沙汰。

今日は朝から沼津の海岸の一斉清掃。
S_p6120695
地域の大勢の人々が出てゴミ拾い。
早朝の海岸は霧が立ち込め、海から涼しい風が吹き作業には絶好の天気だった。

帰宅は昼前。シャワーを浴びノンアルコールビールをぐびり。

午後は何もする気が起きず。「世界の自動演奏楽器2」を聴いていた。

ブックオフの500円以下CD半額セールで購入したCDで125円也
清里萌え木の里ホールズ・オブ・ホールズが出していたもの。
http://www.moeginomura.co.jp/HALLS/index.html

子供たちが小さい頃は、毎年夏には八ヶ岳や安曇野に行っていた。
清里にも時々訪れ、自動演奏楽器を集めた博物館、ホールズ・オブ・ホールズも何度か訪れている。
19世紀から20世紀初めにかけてのさまざまな自動演奏楽器が一同に会し、おもちゃ箱をひっくり返したような雰囲気が楽しかった。

自動演奏楽器の代表的なものとしての自動ピアノについては、沼響のHPに「ラプソディー・イン・ブルー」の聴き比べを連載した時に、専門の方からいろいろアドバイスもいただいている。http://www.numakyo.org/c_rhapsody/4.html

このCDの収録曲の多くは1920年代のアメリカで演奏されたポピュラー音楽。

S_img

アメリカ西部の場末の酒場で鳴っているような雰囲気のものから、カーペンターズナンバーまでを最新の技術で復元した自動演奏楽器で再生したもの。


曲の多くは1920年代に大量生産された軽い曲ばかり。
自動楽器へのメカニカルな部分への興味もさることながら、鳴っている音楽がめっぽう楽しい。
いわばその場限りで使い捨てにされていた曲が、このような形で永遠のものとして残された。

電気を使うことが出来ない限られた制約の中で工夫を凝らした、人類の英知が集積されたおもちゃ箱。




|

« カラヤン、チェコフィルの「新世界より」 | トップページ | サウンズ・オブ・フィンランド »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« カラヤン、チェコフィルの「新世界より」 | トップページ | サウンズ・オブ・フィンランド »