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2013年7月29日 (月)

ウォルトンの交響曲第1番

今日は朝から雨模様。

隅田川花火大会を中止にしてしまった土曜日のゲリラ豪雨や中国地方の異常ともいえる豪雨、災害は予想を超えた規模で突然やってくる時代に突入。

この土日は大きなイベントで二日とも仕事となり帰宅は11時過ぎでとても家で落ち着いて音楽を聴く状況ではなかった。

本日帰宅後聴いたのはウォルトンの交響曲。

先日、NHK教育テレビでN響5月定期の模様が放送されていた。

尾高忠明の指揮で、エルガーの序曲「フロアサール」、ディーリアス「天国への道」、ヴォン・ウイリアムスのチューバ協奏曲にウォルトンの交響曲第1番というN響としては珍しいオール英国プログラム。
BBCウェールズ響の音楽監督として実績を上げた尾高ならではの内容だ。
時間の余裕があれば聴きに行きたかったところ


期待していたのはウォルトンの交響曲第1番。

演奏は幾分荒削りな演奏で細かな部分の彫琢は今一つ。

テレビで演奏者の表情を見ているとかなりキツそうで、頑張っている割には報われていないような印象を受ける。
会場ではどのような響きで鳴っていたのだろうか。聴いてみたかった。

今日はボールト指揮BBC響のライヴで同曲を聴く。BBCクラシクスのCD。

S_20130729_215426この曲の刷り込みはボールト指揮ロンドンフィルのティチク盤LP.
パイ原盤の1956年8月録音の初期ステレオ盤。

ステレオとはいえ残響少な目の録音とボールトのスクエアな音楽造りが幾分窮屈な印象を与えていたが、苦渋に満ちたハードボイルドな曲の雰囲気は良く捉えていた。

演奏の出来としてはライヴのBBC響との演奏よりもこちらが良いと思う。

Youtubeはウォルトンの交響曲第1番第一楽章。ビシュコフの指揮

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