サウンズ・オブ・フィンランド
昨夜はかなり暑くて寝苦しい夜、夜中ににわかの腹痛で目が覚める。時計を見ると午前4時。悪いものを食った心当たりはないがどうも腸の具合がおかしい。
薬草のゲンノショウコを煎じて飲んでしばらくすると治まってきた。
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腹を冷やしたのだろうか。
そのまま二度寝して本日の起床はいつもと同じ午前6時。
また暑い日々の始まりだ。
先週で仕事上の大きな山を一つ越え今週は次の課題へ向け雄伏の一週間。
気温は午後からぐんぐんと上昇、帰宅したら室温はなんと38度。
暑い夜の音楽は北欧の爽やかな歌声で。
今日聴いたのはフィンランドのタピオラ少年合唱団による「サウンズ・オブ・フィンランド」というアルバム。1977年のアナログ録音デ、フィンランドBISのLP.
曲は、シベリウスのフィンランディア讃歌に始まり、P.N..ハンニカイネンやパヌラ、コスキネン、クーラなどの19世紀末から現代までのフィンランドの作曲家たちの作品を集めた中に、「さくらさくら」「ほたるこい」「こんぴらふねふね」の3曲の日本の歌を収めている。
日本の市場を意識したLPで、解説もフィンランド語、英語、日本語によるもの。
指揮はこの合唱団の創設者のエルッキ・ポホヨラ、曲によってフルートやオルガン、室内オケの伴奏が入る。オケはパーヴォ・ポヒョラ指揮のエスポ室内管弦楽団。
いずれも今世紀の作品とはいえわかりやすい平易な曲ばかり。
合唱団の編成は50名ちょいとの多人数ながら、訓練が十分に行き届いているので、しっかり充足したアンサンブルと豊かな響きで聴かせてくれる。
日本の歌の日本語の発音が非常に正確なので驚いた。
残響豊かなBISの録音も非常に良い。アナログ末期の優秀録音。
Youtubeはシベリウスの交響詩「タピオラ」。ベルグルンドの指揮
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