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2013年7月12日 (金)

ノイマンのシューベルト

今日からの三連休は最終日の15日が仕事で、さらに8月31日(土)の沼響バースディーコンサートのちょうどその日に突然の仕事が勃発。

本番は夜とはいえ当日昼間の練習には出れそうもなく、やむなくその旨をホルンのメンバーに連絡。

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木曜の晩はオケの練習日。そんなわけで直近の演奏会は参加できなくなったが第九のこともあるので練習には参加することにした。

曲は8月31日の演奏曲目である「魔笛」序曲が中心。
当日出れないので控えめに音を出していた。
団内指揮者のF君が来れず、急遽手空きの若手チューバ奏者がメトロノーム代わりに指揮。内容はコンミスの指導中心の練習となった。

さすがにこの状態では2時間の練習は持たず、後半はセクション練習となり、自分は早めに退去とした。どうも不完全燃焼気味のオケの練習。

金曜の晩は、以前長く在籍していたセクションの職員から相談を受け、いろいろと話を聞いているうちに帰宅が遅くなってしまった。

音楽はノイマン指揮チェコフィルのシューベルトの「未完成」。
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1966年の録音、この録音は日本で録音された同じ顔ぶれの「運命」とのカップリングで、LP時代にクラシックの入門用レコードのような形で何度も日本コロンビアから発売されていたように記憶している。


手持ちも日本コロンビアから出ていたLP。A面は鈴木寛一、原田茂生らの日本人のベテラン演奏家たちによる日本語歌唱によるシューベルトの歌曲数曲。
こちらも完全に教材用の録音で、レコードジャケットもそれなりのものだが演奏の水準は非常に高い。

この未完成はアンチェル時代のチェコフィルをノイマンが振っているのが珍しい。
渋く鄙びたオケの響きがシューベルトのロマンティックさとうまく合ってよい味を出している演奏だ。

第2楽章のアクセントの扱いなどは、いわゆるこの当時一般的に使われていたブライトコップ版と異なる部分があるのが興味深い。
そして随所で聴かれるホルンの音が素晴らしい。第2楽章のソロなど非常に見事なもの。

Youtubeはノイマン指揮のマーラー交響曲第3番フィナーレ

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