西関東吹奏楽コンクール
三連休の月曜日も爽やかな良い天気となった。雲は比較的多く夜9時を過ぎたら雨が降ってきた。
順調に育っていたカカオの苗は、昨日一日外に出していたら葉が茶色に変色してきた。慌ててネットで調べたらカカオは直射日光を嫌うのだという。
昨日は上の娘が出場する西関東吹奏楽コンクールへ行ってきた。
場所は所沢市民文化会館「ミューザ」。
娘の所属する川越奏和吹奏楽団は昨年は三出制度でコンクール出場資格を失っていたので今年一年ぶりに全国大会通算10回連続出場を目指す。
社会人バンドが集う一般の部は午後からなので、9時に娘の恩師にして友人のOさんの車で東名経由で所沢に向かう。
車中では地元の吹奏楽の話やら昔話で盛り上がる。
途中の一般道で渋滞にはまりホール到着は開演5分前という際どいところだが、ホール内はガラガラ状態なので席は真ん中の良いところ。
職場・一般の部は西関東4県から選ばれた精鋭13団体。
自由曲は7団体が邦人作品。
ステージへ登場の時からそれぞれの団体の個性が表に出ていて面白い。
やはり娘の出ている団体の登場ともなるとドキドキ状態。
今回の自由曲では娘がホルンに加え、ヴォカリーズでひとり歌う場面があるのでのなおさらだ。
演奏はさすがに見事。娘の歌声も管楽器の響きに溶け合って絶妙の隠し味になっている。これならばダイジョーブだろうと安心する。
一団体一団体の真剣勝負の演奏を聴いているうちに、最後の団体が近づくにつれて次第に疲労が蓄積。頭が飽和状態になってきた。
結局金賞5団体のうち全国大会出場2団体の中に娘の所属する川越奏和吹奏楽団は順当に選ばれた。
フォルテの部分が自分に苦痛に感じる団体とそうでない団体が、そのまま審査の結果に表れていたように思う。
表彰式終了後、ホール外に集まっている奏和の方々のところへ行き、指揮の佐藤正人先生とホルンセクションの方々にご挨拶。
集まっている団の人たちの誇らしげで嬉しそうな顔を見ているうちに、名実共に日本を代表する吹奏楽団に自分の娘を入れていただいていることに深い感謝の念が湧きあがってきた。
おめでとうございます。本当にありがとうございました。
全国大会は福岡、仕事が入らなければ行ってみよう。
Youtubeは2007年川越奏和の全国大会での演奏。
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