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2013年9月18日 (水)

コルネットとサックバットのための音楽

連休も明け、明け方も涼しくなった。空はすっかり秋の空。
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今日の午後は沼津の井田地区へ。台風で空気が洗われて富士が良く見える。


今日はトランペットとトロンボーンの古楽黎明期の演奏を2枚。

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最初の1枚は、アメリカのトランペットの名手ドン・スミサーズのトランペットとコルネットを聴く。1968年発売の英ARGOのLP.

曲はAndrea Grossi 、Giovanni Buonamente, Mauritio Cazzatiその他の17世紀に活躍した作曲家達の作品。
いずれも馴染みの薄い人たちで有名なのはArcangelo Corelliぐらい。

他にオルガンとハープシコードがサイモン・プレストン、ヴァイオリンはケネス・シリト、アイオナ・ブラウンにヴァイオラのセシル・アロノヴィッツなどイギリスの著名な人々。

テオルボ、ガンバ、トロンボーンが加わる。

ドン・スミサーズはこのジャンルの古楽のパイオニアのような人。
TeldecのDas Alte Werkシリーズから出ていた、アルノンクールとレオンハルトらによるバッハ、カンタータ全集録音にも参加していた。

ここのコルネットは、いわゆるフランスの作曲家たちが愛用した現代楽器のコルネットではなく古楽器のツィンク。トランペットもナチュラルトランペットかもしれない。

伴奏の弦楽器は現代楽器を使用しているが何も違和感がないのは、スミサーズの演奏が優れているからだろう。
華やかな中にもしっとりとした温かみが感じられるのが良い。

そしてもう一枚はトロンボーン。

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仏ArionのLPで「SAQUEBOUTE E ORGANO」というタイトルのトロンボーンとオルガンによる演奏。
Jean Pierre MathieuのトロンボーンにGerges Delvalleeのオルガン。
楽器は曲によってテナートロンボーンとコントラルトトロンボーン(アルトトロンボーン?)そしてトロンボーンの祖先サックバットを吹き分けている。

Jean Pierre Mathieuは、1位を出さないことで有名なミュンヘン国際音楽コンクールで1965年に1位なしの2位を得ているぐらいしかわからない。
Gerges Delvalleeはパリエコールノルマル教授、ピアノをコルトー、オルガンをアンドレ・マルシャルやマルセル・デユプレらフランスオルガン界の大物に師事。

こちらはヴィヴァルディやコレルリ、フレスコバルディといった比較的知られた作曲家にオーボエ協奏曲が有名なアレンサンドロ・マルチェルロの弟ベネディットやFra Gabriello Pulitiらの作品でこちらも17世紀の作曲家たち。

ヴィヴァルディのフルートソナタ「忠実な羊飼い」などの馴染みの曲のアレンジ物が中心。

スミサーズの演奏に比べてこちらはモダン寄りで、甘い音のトロンボーンが静かに流れる癒し系の演奏だ。

Youtubeはスローカーカルテットのトロンボーン演奏

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