« アブラヴァネルのグリーグ | トップページ | 本日の練習、中橋健太郎左衛門先生 »

2013年9月 4日 (水)

ストコフスキー、キャピタルサウンド

あい変らず気温は高いが頑固な猛暑も幾分パワーが低下したかのよう。
前線が停滞している影響で雨雲が恒常的に点在し、日に一二度晴れの合間にパラリと雨が降る。

名古屋は台風から変わった温帯低気圧の影響で記録的な大雨。

昨日通勤時に車の異常を感知。
近くのコンビニの駐車場に車を止めてタイヤを見ると、左側のタイヤ2本の空気が異常に少ない。昨日までなんともなかった。

とりあえず最寄りのGSで空気を補充。GSの店員曰く「パンクですね。2本同時とは珍しい」。
「?????」2本ともパンクというのが不思議。

とりあえず職場に遅刻の連絡を入れ知り合いの自動車工場へ向かう。

ところが工場についても誰もいない。本人の携帯に電話しても出ない。

やむなく職場へ向かい駐車場へ車を止め仕事場へ。仕事をしている間にも車の空気が抜けていることを考えると気が気ではない。
お昼前に自動車工場に電話すると、普通に相手が出たので昼休みに工場へ車を持っていった。

調べてみるとやはり2本パンク。

「パンク箇所が2本とも側面なので針のようなもので穴を開けられたようですね。
空気の抜け具合からやられたのはおそらく3日ほど前」、とのこと。

「ふつふつと怒りが湧いてきたが、土日はいろいろと行動していたので、どこでやられたかが特定できない」。

想定外の痛い出費。

こんなことをしているうちに午後からは組織トップへの事業説明。
集中力に欠け明らかな準備不足の箇所を見事に指摘され、あえなく轟沈。

S_20130903_212209
何をやってもツイていない日はあるものだ。


今日はシベリウスの「トウオネラの白鳥」が聴きたくなり、ストコフスキーのキャピトル時代の録音を聴く。

オケは録音用臨時編成のいわゆる「ヒズシンフォニーオーケストラ」

最初に国内盤CDの「ストコフスキー・ヒットコンサート」を聴いてみた。

ぶ厚い響きの弦楽器の上にくっきりと浮かびあがるコールアングレのソロはこの曲でこれ以上のソロは聴いたことがないほど。
続く「牧神の午後への前奏曲」のフルートソロも世界トップクラスの出来だ。

このCDにはソリストのクレジットはないが、1978年にストコフスキーの追悼盤のような形で東芝EMIから出た2枚組のLPにはコールアングレはロバート・ブルーム、フルートはジュリアス・ベイカーと書いてある。

S_20130903_212030
いずれも名だたる名手で、ブルームはトスカニーニ率いるNBC響の首席オーボエ奏者だった人、ストコフスキー時代のフィラデルフィア管でコールアングレも吹いていた。

ベイカーはこの録音の後にニューヨークフィルの首席奏者となっている。

ついでにこのLPを聴いてみたが、わが家の装置で聴く限りでは演奏者の存在感と音のみずみずしさはLPの方が優れている。

続けてこのLPに収録されている「ペリ」のファンファーレや、「展覧会の絵」からババヤーガの小屋、キエフの大門、バーバーの弦楽のためのアダージョなどを聴く。
「展覧会の絵」はストコフスキー編ではなくラヴェル編なのが珍しい。

これらの曲のオリジナルは、かつてキャピトルから出た「The Orchestra –Full Dimensional Sound」というオーケストラのサウンドをセクション別に分析し紹介していたLPからピックアップされたもの。

S_20130903_212120
このLPには、金管セクションは「ペリのファンファーレ」、弦楽セクションはバーバーの「アダージョ」木管セクションはR.シュトラウスの管楽器のためのセレナーデから、打楽器セクションはファーバーマンの曲。


金管+木管はヴォーン・ウイリアムスの交響曲第8番からスケルツォ。それに打楽器が加わった曲はパーシケッティの「ディヴェルティメント」。

最後にフルオケとしてチャイコフスキーの交響曲第4番から第3楽章と「展覧会の絵」が演奏されていた。

いずれの演奏もCD化されているが、個別のCDにバラバラにされ、オリジナルの製作者の意図とソリストの詳細はわからなくなっている。

Youtubeはストコフスキー指揮の「パッサカリア」

|

« アブラヴァネルのグリーグ | トップページ | 本日の練習、中橋健太郎左衛門先生 »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

「The Orchestra  Full Dimensional Sound」 
 米Capital系のCD復刻に小品断片が多く含まれており、もともとそんな意図があったとは知りませんでした。なるほどねぇ、情報感謝。

 タイヤの件、不快な事件ですねぇ。要らぬ出費も掛かることでしょう。災難お見舞い申しあげます。自助努力工夫ではどーしょーもないことですが。

投稿: 林 侘助。 | 2013年9月 6日 (金) 12時31分

ストコフスキーの「惑星」とショスタコーヴィッチの交響曲第5番が自分のクラシック音楽に没入することになった原点なので、最近特にキャピトル、エヴェレスト時代のストコフスキー録音を懐かしく聴いています。

音も良いです。

正体の見えない悪意というものは不快を通り越して不気味ですね。
今はそのような時代なのでしょうか。

投稿: 山本晴望 | 2013年9月 7日 (土) 09時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アブラヴァネルのグリーグ | トップページ | 本日の練習、中橋健太郎左衛門先生 »