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2013年9月 9日 (月)

カルロス・パイタのワーグナー

蝉の声はいつしか消えて夜はすっかり秋の虫。
職場での2020年東京オリンピックの話題は、7年後に自分はどうなっているかということで盛り上がる。

若手職員の遠くを見る目には希望の光。
自分はその頃は第一線を退いていて、何もせず悠々自適の生活が理想だが、果たして健康と経済力が許すかな、などと現実的。

東京でオリンピックのボランティアでもやろうかな。

今日はアルゼンチンの熱血野郎カルロス・パイタ指揮するワーグナーを聴いた。

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オケはニューフィルハーモニア管でDECCAのフェイズ4録音の国内盤初出LP。

曲は「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と愛の死、「さまよえるオランダ人」序曲に「マイスタージンガー」第一幕前奏曲の3曲という贅沢なカッティング。

1969年フランスACCディスク大賞受賞。
パイタのメジャーレーベルへのデビュー録音とのことで、解説の志鳥栄八郎さんの解説には、マゼール、メータに次ぐ逸材というようなことが書いてある。

B面の「オランダ人」「マイスタージンガー」から聴いた。

フルトヴェングラーに傾倒しているパイタだが、後の録音のようにフルトヴェングラーの解釈をそのままなぞったような演奏ではない。
オケを嚠喨と鳴らしたダイナミックな演奏で、解釈そのものは正統派。

だがはたしてこれがディスク大賞を受賞するほどの名演なのだろうかとの疑問が湧いてきた。

次にA面の「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死。

前奏曲の冒頭の深い響きのピアニシモ。
音楽は幾分停滞しながらも弱音重視で進行し、息の長いクレシェンドからフォルティシモへの大爆発はまるでフルトヴェングラー。続く愛の死も熱い演奏だ。

手持ちは渋谷レコファンの100円均一箱でゴミのように扱われていたもの。
ジャケットは痛んでいたが音は良い。

Youtubeはパイタの「運命」熱血のリハーサル

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