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2013年10月 5日 (土)

チェコフィル室内合奏団

曇り朝のうち雨。厳しかったこの一週間もなんとか乗り切った・・・・(ことにする)
この週末は気分を切り替えリフレッシュの二日・・・ということにして朝から床屋に行き散髪。

散髪しながら、昨日のチェコフィル合奏団の若いチェロ奏者が、モヒカン刈りだったことを思い出したりしていた。

すっきりしたところで、午後からは母のお供で市主催の「市民大学」。
今回の講師はエジプト考古学で有名な吉村作治早稲田大学名誉教授。

先生は少年期の一時期に、今は沼津市の一部となった旧戸田村に住んでいたのだという。
テーマは教育関連だが、現在クーデターで揺れるエジプトの報道に出ない実情や、選挙の実態の話が興味深かった。
先生は昨日エジプトから帰国したばかりということで、最初は眠そうなご様子だったが、しだいに話に熱を帯びてきたのはさすがでした。

そして昨晩は、家内と沼津法人会青年部主催の税を知る週間チャリティコンサートへ行ってきた。

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今回はチェコフィル室内合奏団。
編成は4−3−2−2−1の弦楽器のみの12名。

本体のチェコフィルはこの10月下旬に来日する。

曲は、「アイネクライネ・・・」に始まり、ドヴォルジャーク、エルガー、チャイコフスキーの弦楽セレナーデ3曲という充実したプログラム。

メンバーがステージに登場した時に、若いチェロ奏者の頭がモヒカン刈りだったので会場に多少のどよめきが発生。

最初のモーツァルトはほんの手慣らしといった趣。

続くドヴォルジャークの最初のメロディーの熱い共感に満ちた歌と、終曲の情熱的な熱狂はさすがに良かったし、エルガー独特の一種ニヒルな哀愁も良く出ていた。

さらに最後のチャイコフスキーが何かに憑かれたような入魂の演奏。

エレジーの心の琴線に触れるような温かな歌には聴いていてホロリと来ました。

アンコールはモーツァルトのK.137の終曲とグルックのピチカート。
そしてヤナーチェクの弦楽のための組曲から1曲。

最後のヤナーチェクの前に、リーダーが年配のヴァイオリン奏者にお酒の様なものを手渡していた。 そしてこのコンサートが、彼の最後のステージだということを紹介していた。

心温まる上質な音楽を堪能した一夜。

東京あたりでは5千円のコンサートがチャリティのため無料。毎回ありがたいことです。

帰りにほんの少しばかりの気持ちチャリティに協力させていただいた。

Youtubeはチャイコフスキーの弦楽セレナーデ、バシュメトの指揮

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