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2013年11月19日 (火)

小学館 ステレオ 世界の名曲

冬を予感させる風の強い晴れた一日。
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沼津西浦江梨地区からの富士が良く見えた。

今日は昭和42年に小学館から出ていた「ステレオ 世界の名曲」から数曲。

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この全15巻のシリーズは自分が子供の頃から家にあったもので、クラシック音楽を本格的に聴き始めた生意気盛りの中学生の頃は、愚かなことに半ばバカにして真剣に聴くことはなかった。

だが今になって聴いてみると選曲演奏ともに秀逸、ソノシートながら若林俊介氏、菅野沖彦氏の手になるステレオ録音も良い音で非常に楽しめる。

聴いたのは渡辺暁雄指揮旧日本フィルの演奏で、「ペール・ギュント」組曲から「オーゼの死」「アニトラの踊り」「山の王の宮殿にて」「ソルベイグの歌」の4曲とフランクの交響曲ニ短調から第一楽章。

いずれもじっくりシミジミ聴かせる心の琴線に触れる名演だ。

文化放送とフジテレビの支援を受けミュンシュやマルケヴィッチら大指揮者を客演に招き、当時N響と並ぶ実力を備えていた分裂前の日本フィルも60年代の日本のオケの最高水準の音を聴かせてくれる。

Youtubeはグリーグの「過ぎた春」

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