アランの「フーガの技法」
スカイブルーの爽やかな空が広がった一日。
早朝、OBとして高校の筝曲部の予選の応援に行くために一時帰省している下の娘を、集合場所の高校まで送る。
ついでに近くの千本海岸に寄ってみた。
朝日に染まった富士に穏やかな海、 地引き網の人々、釣りびと、散歩をする人たち・・・・・
いつもと変わらぬ静かな日常の風景が広がっていた。
海の次は山、ということで午後は車で10分ほどの、清水町の戸倉城址に登ってみた。
戸倉城は戦国時代に後北条氏と武田氏の熾烈な争奪戦があった場所。
標高80メートルほどの 本城山山頂の本丸跡から県東部の中心市街地は全て見渡せる。
狩野川対岸の柿田川上流の柿田川水源地は、戸倉城と対となる泉頭城址。
泉頭城は徳川家康が終の棲家に決め、駿府から移り住む予定でしだったが、家康の急死により改修の普請が中止となってしまった。
家康がもう少し長生きしたならば、このあたりの歴史は変わっていたかもしれない。
今日はマリー・クレール・アランの弾くバッハの「フーガの技法」を聴いた。
エラートから出ていたCDで、ケルンのオルガンを使用。
軽めの明るい音色はこの人独特のもの。
多彩なレジストレーションでフーガのひとつひとつをわかりやすく解き明かしていく。
Youtubeはオルガンとオーケストラによる「フーガの技法」
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