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2013年12月に作成された記事

2013年12月31日 (火)

ホルスト・シュタインのシューベルト

昨日から餅をついたり家や庭の掃除や片づけなどにご近所の通夜や葬儀の手伝いも加わり、年末休みの四日間が何をしたのか思い出せないほど慌ただしく過ぎていく。

S_20131230_093402娘たちも帰ってきて家の中は賑やかだ。

音楽をゆっくり聴いている時間はなかったが、それでも一枚。

聴いたのはホルスト・シュタイン指揮バンベルク響のシューベルト。

「ロザムンデ」の音楽全曲、独ORBISのLP.

渋いオケの響きに手造りの民芸家具のような味わい。

シューベルトの美しいメロディが素直に心の中に入ってくる心の滋養となる演奏だ。

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今年の紅白は歌手一人一人の真摯な姿勢がストレートに伝わってきて面白く、若手の歌手たちのパフォーマンスも楽しい。

ベテラン歌手たちも味わいのある歌の連続で、今年の〆を飾るにふさわしい番組となっている。

今年もいろいろあったが周囲に助けられていることを実感した一年。

何事もなく無事に年を越せることに感謝。

Youtubeは「ロザムンデ」の音楽、アバドの指揮

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2013年12月29日 (日)

今年の買い納め、G.プーレのブラームス、フランクとバルトーク

年末休みは昨日から。
今年は曜日の巡り合わせで9連休という長期となったが、前回までの9連休が何年前だったかは思い出せない。仕事でカレンダー通りには休めなかったと思う。

とはいえ昨日、今日と新年を迎えるための買い出しや掃除などで、音楽をゆっくり聴いている時間はない。
ましてや一昨日近所で不幸があり、明日お通夜で明後日の大晦日が葬儀となり、いつもの年以上に慌ただしい暮れとなった。

00_3CD時代の終焉が近くなり廃盤のサイクルが早くなった。
そこで気になっていたフランスのヴァイオリニスト、ジェラール・プーレのCDを3枚ほど入手しておいた。

仏ARIONのCDで、ブラームスの3曲のヴァイオリンソナタ集。
ピアノはイタマール・ゴランの2004年録音。
本家では既に廃盤になっている。

仏SAPHIRのCDでプーレとゆかりの深いドビュッシーと、フランクのヴァイオリンソナタのカップリング。

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ピアノはブルーノ・リグリットが弾いている。

ほかにラヴェルの「ハバネラ形式の小品」とラフマニノフとクライスラーが入った2001年12月8日のライヴ。

300x3002010041700120そしてもう一枚は、仏HARMONIC RECORDSのバルトークの無伴奏ヴァイオリンソナタとコダーイのヴァイオリンとチェロのための二重奏曲。

チェロはクリストフ・ヘンケル。1987年録音。

これで今年の買い納め。

今年入手した音盤はLP,CD、DVDなどおよそ200枚ほど。 大部分がLPだった。

景気の浮揚?とともに、このところ鎮静化していた音盤購入意欲は上向きに転じたようでいて、今やネットのダウンロード音源で貴重なものがごく簡単に入手可能になってしまっているご時世。

かつてのようなわくわくするような出会いと高揚感は薄れつつある。

Youtubeはプーレの弾くモーツァルト、ヴァイオリン協奏曲第3番。LP初期のレミントン音源

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2013年12月27日 (金)

本日の練習、「未完成」

今年の仕事も本日最後ということで年末年始の長期休みを控え、職場はなんとなく落ち着かぬ気分。
午後の会議に時間を勘違いし遅刻という失態。自分も知らぬうちに気持ちが緩んでいたようだ。今年はどうもこのような凡ミスが多かった。

懸案事項多数を抱えたそのままで年を越しそうだが、年明けは心機一転気分を変え新たな切り口で解決策を探ることにしよう。

そして夜は仕事納めの部門全体での忘年会。

大人数でわいわいがやがや立食形式で盛り上がる。さほど気を使わず同世代で固まる自由な宴会でこれもよし。


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昨日は今年最後のオケの練習日。

ちょうど帰省していた上の娘を連れて行き一緒にマーラーを吹こうと思っていたのだが、今回に限って娘は楽器を持ってこなかったとのこと。

親子でマーラーもオツなものと思ったのだが。

練習場所は文化センター地下のリハーサル室。
曲は前プロに決まった「未完成」から・・・・・

沼響としては第2回定演以来実に27年ぶりの「未完成」。
当時の練習もこのリハーサル室だった。

その時のメンバーで今も残るのは自分を含めて5名。
最近どうも感傷的になってしまうのは年のせいだろうか。

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「未完成」を練習していて新鮮な驚きの連続。

メロディーの流れの美しさの中に移ろう和音の変化、27年前には感じ取れることができなかったこの曲の美しさを再発見した思い。

吹いていて名曲だなぁとしみじみと思う。

そして後半は「巨人」のフィナーレ。
先週の練習では第3楽章まででなんとか形にはなっていたのだが、このフィナーレは青息吐息の状態。

ホルンは頻繁にゲシュトップが出てくるのでミュートの持ち替えで忙しい。
当時のホルン奏者はゲシュトプミュートを使わなかったのに違いない。

マーラーまでの道のりは遠い。

Youtubeはヴァントの「未完成」

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2013年12月26日 (木)

今年最後のボエームの会は山形庄内のどんがら汁

朝起きたら車が雨で濡れていた。今日は比較的暖かな一日で夜から雨。

いよいよ今年の仕事もあと二日ばかりとなったものの、明日ぎりぎりまで息の抜けないスケジュール。今日の午後は外部の委員による今年一年の厳しい監査。

そしてクリスマスの昨夜は今年最後のボエームの会。
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場所はいつもの小料理はちまき。

今年の〆は山形庄内地方の寒タラを使った郷土料理「どんがら汁」

身の引き締まったマダラの身とトロリとした肝が絶品。
新鮮なマダラの白子をしゃぶしゃぶのようにしていただく。

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お酒はクリスマスということでシャンパンで始まり赤ワインを経て(銘柄は忘れてしましました)銘酒志太泉と麦焼酎「壱岐」のコース。

ラム肉のスペアリブはクリスマスとしての「はちまき」の粋なはからい。


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そして今回のハイライトは、3年前までこの「ボエームの会」の二次会の場だったマンションの一室の隠れ家的なプライベートバー「梟」の和美ちゃんの参加。


あい変らずのミステリアスな美しさと若さで、一同3年ほど若返ったかのようにはしゃいで盛り上rる。
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そして最後には店主のじょうじさんも加わり、今年最後を飾るのにふさわしい会となりました。
お土産に裏メニューの「はちまき」特製のカレールーまでいただいた。
今年一年おいしい料理をありがとうございました。

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お酒のペースも早くちょいと飲み過ぎた・・・・・

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2013年12月24日 (火)

ウォーレンシュタインの「くるみ割り人形」

三連休明けのなんとなく気怠い週の始まりの火曜日。
午後に利害関係が相反する人たち相手の大きな会議があり、どっと疲れて帰宅。

家に帰ると小さなクリスマスケーキがテーブルの上に置いてあった。
今日はイブだった。
娘たちは未だ帰省せず家内と二人でささやかなクリスマス。

Nai01_2買い置きしていた「おたるワイン ナイアガラ」を開ける。

1,000円前後の安いワインだが、フルーティで気品があって国産ワインでは断トツの水準。

今日はこのシーズンしか聴かないクリスマスの音楽。

サー・コリン・デーヴィス指揮のクリスマスキャロル集を聴いた。
フィリップスの輸入メタル原盤の国内盤LP。

接続曲風にすべての曲を繋げて演奏しているのが珍しい。
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合唱はアンブロジアンシンガース。


そしてクリスマスシーズンに良く演奏される「くるみ割り人形」組曲をアルフレッド・ウォーレンシュタイン指揮のヴァーチュオーゾ交響楽団の演奏で聴く。

60年代初頭に優秀録音で鳴らした米のマイナーレーベル、オーディオフィディリティのLP。


オケはロンドンの優秀な奏者を集めた臨時編成オケ。

驚くほど鮮明な録音にべらぼうに上手いオケ。

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ルービンスタインやハイフェッツなどの伴奏録音に便利に使われたウォーレンシュタインの職人技が見事に生きた快演だ。

Youtubeはラトル指揮ベルリンフィルの「花のワルツ」

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2013年12月23日 (月)

メシアン、峡谷から星たちへ

連休三日目は冷たい朝。見上げる空も薄曇り。

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午前中は畑のネーブルを採ることにした。今年も豊作で100個以上が実っている。

S_20131223_100012結局3時間ほどかかり終えたのはお昼過ぎ。
隣で実っている檸檬はもう少し熟成させることにしよう。

今日は、メシアンの「峡谷から星たちへ」を聴く。

マリウス・コンスタン指揮アンサンブル・アルスノヴァ。

イヴォンヌ・ロリオのピアノというもの。ホルンソロはジョルジュ・バルボトウ。 仏エラートのLP2枚組。

この曲と演奏ははメシアンの魅力を初めて知った思い出深い演奏。

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冒頭のバルボトウのホルンソロからして広大な宇宙空間を感じさせるもの。

ウィンドマシンは峡谷を吹き渡る風の音。。多彩なパーカションの色彩豊かな響き。

コンスタンの演奏は美しい響きが部屋中に拡散していく見事なもの。

Youtubeは「峡谷から星たちへ」サロネンの指揮

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2013年12月22日 (日)

山下達郎、「SEASON'S GREETINGS」

年末年始休みの直前のこの三連休はなんともありがたく、例年は年賀状を仕上げたり庭木の剪定やら部屋の片づけなどの暮れの準備で過ごしている。

今日はあまりにも良い天気なので、家内と東伊豆方面へ軽いドライヴすることにした。

これといった目的もなく車を走らせるのもどうかと思い10月末に亡くなった大叔母の墓参りに伊東に行くことにした。

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連休中日で良い天気だが道路はさほど混んでいない。亀石峠を越えると相模湾が見えてきた。
山の中腹のお寺からは伊豆大島が意外と大きく見える。

墓地に着くと父の従姉弟、すなわち故人の娘さんがお墓に香花を上げていた。
この偶然に双方吃驚。これも故人の引き合わせだろうか。

大叔母は昭和の初期に音楽教師として女学校で教鞭をとっていて、その頃の古いオルガンや楽譜は今も家にある。

ドライヴの車中で山下達郎のCDアルバム「SEASON'S GREETINGS」をかけていた。

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この時期なると必ず流れてくる名曲「クリスマスイヴ」の英語バージョンを収録したアルバム。ニューヨークと東京での録音。

曲はグルックの曲に始まり、「清しこの夜」やクリスマルキャロル数曲に、アメリカのスタンダードナンバーをアカペラと2管編成のフルオーケストラ伴奏で仕上げたクラシカルな雰囲気の漂うもの。

いささか沢山のものを盛り込み過ぎた印象もあるけれど、いずれもスタンダードな名曲ばかりで、1993年の発売から20年の歳月を感じさせない好アルバム。

Youtubeは「クリスマスイヴ」英語バージョン

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2013年12月21日 (土)

本日の練習、マーラー「巨人」

今年最後の三連休初日は暖かく穏やかな一日。

ネットで注文していたタブレットの車載キットが届いた。

さっそく取り付けようとしたらサイズが合わない。???
不良品かと思ったが、自分のタブレットを調べているうちに型番を今まで勘違いしていたことが判明。
数千円の無駄な出費に朝からどうも気分が良くない連休の始まり。

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気持ちの切り替えに床屋に行ったところ、散髪中に床屋さんのお腹がグルグルーキューと至近距離で鳴るのが気になる。

昨晩の職場の忘年会はイタリアン風の洋食パブ。上品な雰囲気とワインとパスタ。
二次会は若いものたちに任せ一次会で帰宅。

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木曜のオケの練習は、マーラーの「巨人」を最初からじっくり通した。先週の初見大会は手さぐり状態だったものの、今回はそれなりに曲の形になっている。

マーラー初挑戦ということで皆のモチベーションが高く、CDその他で曲を知っているためだろう。
練習会場の沼津市民文化センター地下のリハーサル室はマーラーを演奏するには狭いスペースだが吹いていて実に楽しい。

ここは30年前に沼響が第一歩を踏み出した場所。
今このようにマーラーを練習することができていることに隔世の感あり。

あのころ自分は社会人として一歩を踏み出したばかりだった。

練習終了後に前プロの曲を決める技術委員会に出席。

候補はブラームスの「ハイドンバリエーション」や「未完成」、べと1,2などだが、結局弦楽器の意向が大きかった「未完成」に決定。

ホルンパートはブラームスの希望だったが、「未完成」と「巨人」はまぁ順当な線だろう。

YoutubeはI.フィッシャー指揮の「巨人」

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2013年12月18日 (水)

グッドマンのアキシオム80

寒波襲来、関東地方は雪の予報。午後から冷たい雨。

昨晩は仕事の帰りに既に退職した職場の先輩の家に遊びに行っていた。
悠々自適の音楽三昧の生活に浸っている大変羨ましいご身分。

私よりも10歳以上年上だが、東京のコンサートに足しげく通い常に新しい情報を求め若手演奏家の発掘に余念がない。
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オーディオ部屋には巨大なホーンスピーカーと自作の真空管アンプがずしりと鎮座している。

Image昨晩はグッドマンのアキシオム80をその真空管アンプで鳴らし、ヴァイオリン曲とピアノ曲を中心に、自分の知らない若手演奏家のCDを聴かしていただいた。


聴いた中には感心するものもありそうでないものもあったが、いずれもしっかりとした主張の感じられる演奏ばかり。

自分はジェラール・プーレのヴァイオリンのCDを何枚か持参。
ディープな音楽とオーディオ談義に浸った3時間余り。
自宅のオーディオとは次元の違うグッドマンの個性的な音を楽しんだ。

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一年前に訪れた時はCD時代の終焉を強調されていたが、今ではネットワークオーディオにシフトしつつあるその姿勢にさらなる刺激を受けた。


その旺盛な好奇心と探究心を見習いたいもの。

Youtubeはジェラール・プーレのレッスン

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2013年12月16日 (月)

浅草雷門と東京スカイツリー

今年もあと2週間。気分は早くもお正月といきたいところだが、年越し前に片づけなければならない事がいくつかあり何かに追われているようで落ち着かない日々。

S_20131213_225735_2先週金曜日、娘の演奏会の後は浅草のホテルで家内、母、家内の両親と一泊。


ホテルの前に初セリで高価なマグロを競り落としたことで有名な「すしざんまい」を見つけ家内と入ってみた。深夜0時を過ぎているのに店内は満席。

「すしざんまい」というと回転すしのイメージが強かったのだが、浅草雷門店は普通のお店。回転寿司を期待して入った家内はちょっと戸惑い気味。
カウンターに座り、刺身の盛り合わせといくつか握っていただいたが、沼津在住の人間としては、ネタはさほど良いとは思わなかった。観光客向けのお店ということだろうか。

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翌土曜日は近くの東京スカイツリー。
ネット予約の入場券は8時30から9時までの指定。

天気も良く土曜日ということで、9時前にもかかわらずかなりの混みようだ。
350階の展望デッキからの360度の眺めはさすがに見る価値のあるもの。

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関東平野のほぼ全域が見渡せるのが圧巻。雲のほとんどない視界には富士や筑波山、赤城山が良く見えた。羽田のあたりでの飛行機の発着も良く見える。

S_20131214_084754人が続々と入ってくるので「ソラマチ」での昼食は早めに行くことにした。

入ったお店は名古屋の「ひつまぶし」を出すお店。
家内の実家の三島、清水町近辺は全国的に有名なウナギの名店がいくつかあるので、
http://butterflybuffet.web.fc2.com/page-mishimanounagi.html
ウナギに関しては煩い面々だが、名古屋独特の蒸さずにカリッと焼いたうなぎには興味を示していた。

食事を終えて店外に出るとフロア全体が凄い人。どこのお店も順番待ちの長い行列ができていた。

今日聴いたのはマスネの劇音楽「復讐の三女神」からの組曲とサン・サーンスの「アルジェリア」組曲。
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マスネはクリュイタンス指揮パリ・オペラ座管にサン・サーンスはルイ・フーレスティエの指揮フランス国立放送局管によるもの。仏パテ原盤のVOXからのモノラルLP。

いずれの演奏もLPやCDで入手済のダブリ音盤だが音はこのLPが一番良い。

ふくよかで気品漂うクリュイタンスのマスネ、後に「エレジー」として歌曲に編曲された
「復讐の三女神」の第2曲など聴き手に温かな安らぎを誘う名演だ。

フーレスティエのサン・サーンスは色彩豊かなエキゾテシズムを前面に押し出したもの。豪快に仕上げたフランス軍隊行進曲もゴキゲンな演奏だ。

Youtubeはマスネの歌劇「タイス」からファイナルシーン、タイスの瞑想曲のテーマがフルートやソプラノで歌われます

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2013年12月15日 (日)

日大芸術学部管弦楽団定期演奏会

寒風吹きすさぶ師走の日曜。
今日の夕方、父方の祖母の実家の親戚が箱根の野菜をたくさん持ってきてくれた。

すでに代替わりして数代になるのに、祖母が嫁に来た年から実に90年となんなんとする年月、毎年暮れに畑で採れた新鮮な野菜を持ってきてくれる。
ありがたいことです頭が下がります。

金曜は上の娘の大学の定演に行ってきた。家内と母そして家内の両親を連れて東京へ。

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場所は池袋東京芸術劇場。矢崎彦太郎の指揮。娘は合唱で参加。

S_734112_488195421299850_82124287_2曲はヴェルデイの歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲に始まりブラームスのオケ伴奏付合唱曲「運命の歌」「哀悼歌」。

休憩を挟みーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と愛の死、そしてレスピーギの交響詩「ローマの祭り」というもの。

今年生誕200年のヴェルディとワーグナーを配したプログラム。

座席は一回LB席。学生オケとはいえ音大生なのでアマオケとは異なる雰囲気。

この中では実演で初めて聴くブラームスの2曲が良かった。
「運命の歌」のしみじみとしたオケの序奏から渋く深いブラームスの世界が広がっていく。

ブラームスが友人の死を悼み作曲した「哀悼歌」は、哀悼とはいえ明るさの感じられる美しくも格調高き素晴らしい曲だ。

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オケのみの曲ではチェロとコントラバスのずしりとした威力が効いたワーグナーが良い。

矢崎の指揮は各声部をはっきり際立たせ歌わせていく清潔感のある音楽造り。

最後のレスピーキは、バンダのトランペットとオケの掛け合いが見事に決まった冒頭の「チェルセンシス」が楽しめる出来だった。
ただ管楽器奏者に技量のばらつきがあるのが惜しい。
弦楽器のアンサンブルが全体によくまとまっていた。
コンマスをはじめ要所要所に見かける年配の人々は大学の先生方のようだ。

その晩は浅草で皆と一泊。

ちょうどその日のコンサートに出演した娘が、BS―TBSの音楽番組に出演する放送日ということで、ホテルの一室に集まり皆とテレビを見た。
ジジババ達は孫の姿に目を細めていた。

Youtubeはブラームスの「運命の歌」

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2013年12月12日 (木)

本日の練習、いよいよマーラー「巨人」

晴天、朝から強風の冬の一日。
冬場の風は沼津名物だったようで、そのことを題材とした大岡昇平の「沼津」という短編小説がある。

「第九」も終わり今日から練習再開。
今宵はいよいよ30回記念定演のメイン曲マーラーの「巨人」の初見大会。

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なんとなくわくわくしながら会場の市民文化センターへ向かう。
会場は地下のリハーサル室の予定だったが実際は小ホールとなっていた。

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練習開始の時間になっても弦楽器が少ない、管楽器はほぼ勢揃い。

第一楽章冒頭のフラジオレットはか細い響きで始まってしまったが、しだいに人数が集まり始めてそれなりの響きにはなっていた。

ホルンはなかなか面白くこれから楽しめそうだ。

フルート奏者が手持ちのドーヴァーのポケットスコアと見比べて首をかしげていた。

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ドーヴァーは古い版のリプリントなので問題があるが、今回の使用楽譜はカルマス版なのでで、こちらもいろいろと細部のチェックの必要がありそうだ。

Youtubeはエッシェンバッハ指揮の「巨人」第三楽章

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2013年12月11日 (水)

オッテルローのサン・サーンス

風も少なく穏やかな一日。気温は下がってきた。

今日はオランダの指揮者オッテルローのサン・サーンス。
蘭エピックのモノラルLPで交響曲第3番。

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この演奏はオッテルローboxセット7枚組CDに含まれているが、このセットは格安であるものの手持ちのLPと盛大にダブってしまうので購入を控えている。

CD化されたものにはブルックナーの第7番など貴重なものもあったのだが、LP時にカップリングされていた序曲はCD化されていないようだ。

このサン・サーンスは幻想交響曲の名演を彷彿させる硬質で突進的なオッテルローの芸風が良い方向に出た演奏だ。

第2楽章終盤のクライマックスでヴァイオリン群のシュワシュワした普通聴かれない内声部が深い所から湧き上がってくるのが面白い。

そしてもう一枚はイタリアの大指揮者デ・サーバタ指揮ローマ聖チェチーリア音楽院管によるレスピーキ、ドビュッシーとヴェルディとヴォルフ・フェラーリのオペラ序曲と間奏曲を集めたもの。

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こちらは東芝EMIから出ていた千円盤、コレクターズソサエティシリーズ中の一枚。

70年代初めに各社から盛んに出ていたクラシックレコードの千円盤はこの頃成熟期となり、特にこのシリーズはアンゲルブレシュトやデ・サーバタ、デ・ヴィトー、チェリビダッケ、カンテルリらのモノラル期の渋いメンバーを集めたシリーズだった。
既にCDでは所蔵済だったがついついこのレーベルに釣られて購入。

この中では世界初録音となったドビュッシーの「遊戯」が驚異的な名演。
音の一粒一粒に輝きが有り、それらが有機的に集合し一つの方向に流れている。

ヴェルディの歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲の劇的にして強靭なカンタービレも感銘深い。

Youtubeはパリ、ノートルダムでのサンサーンス 、J.C.カサドシュ指揮リールフィル

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2013年12月10日 (火)

ディーン・ディクソンのシューベルト

朝からの雷を伴った激しい風雨は10時を過ぎた頃から青空が広がってきた。
気温は比較的暖かい。

先日プリンターが壊れてしまい、同じキャノンのプリンターを購入。
数千円の格安だったのだがこれが大失敗。
印字速度が遅いのは我慢できるもののインクの消耗が異常に早い。

古いプリンターとは異なり大型カートリッジ式のインクポットは互換製品防止のためだろうか?

この純正品インクを買うと一個2000円弱。
これがA4用紙を50枚ほど印刷すると交換マークが出てしまう。
これでは3回ほど交換するとプリンターの購入価格を超えてしまうではないか!!

本日はディーン・ディクソン指揮のシューベルト。

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ウエストミンスターのLPで、交響曲第4番と第5番のカップリング。

オケ名のフィルハーモニック・オーケストラ・オブ・ロンドンの実体はロイヤルフィル。

36330702ディーン・ディクソンのシューベルトでは、ウィーン国立歌劇場管弦楽団に合唱団、ソプラノソロはレッスル・マイダンの「ロザムンデ」の音楽のウエストミンスターのモノラルLPが有り、こちらは通常使用される劇付随音楽「魔法の竪琴」の序曲を使用せずに他の曲を持ってきたユニークなもの。

演奏もウィーン情緒漂う優れたものだった。

この交響曲の演奏は「また異なるアプローチによる名演。

ハ長調の小交響曲とまで言われる可愛らしい第5番など、あたかもベートーヴェンの交響曲のような巨大な曲に変貌。
「悲劇的」と呼ばれる第4番も堂々たる威容の演奏になっている。

Youtubeはマゼール指揮バイエルン放送響のシューベルト、交響曲第5番

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2013年12月 9日 (月)

ベームの「フィデリオ」1944年録音

新たな週明けは曇り空。
昨日ほどは冷えていないが出勤すると職場で風邪が蔓延中。
マスクをしているもの数人本日体調不良で早退が二人。果たして震源地は?

土日大人しくしていたので自分の咳は小康状態。午前中の重要な会議も無難に通過。

この土日はベイヌムのブラームスやランパルのフルートなどを聴きつつベーム指揮する歌劇「フィデリオ」を少しずつ聴いていた。

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いくつかある定評のあるベームの「フィデリオ」録音中、聴いたのは1944年2月ウィーン・ムジークフェラインにおける録音で、今のところベームの「フィデリオ」中最も古い演奏。

ウィーンフィルとウィーン国立歌劇場合唱団に、配役はイルムガルト・ゼーフリート、 ヒルデ・コネツニ、トルステン・ラルフ、ペーター・クライン、パウル・シェフラー、ヘルベルト・アルセン。

手持ちは70年代初頭に出た日本コロンビアのヒストリカルレコーディングシリーズのLP3枚組。

レコードの帯には1950年の歴史的記録と書いてあるが、これは1955年のウィーン国立歌劇場の落成記念演奏と混同してしまったのだろう。

解説の福原信夫氏が来日したコネツニに聞いた話によると、この録音はR.シュトラウスの生誕80年だった1944年に、ナチに歌劇場が閉鎖された状況の中、ウィーン国立歌劇場に所属していた歌手たちがムジークフェラインに密かに集まり「オテロ」とともにレコーディングしたもので、自由を求める「フィデリオ」に共感した演奏家によって緊迫した雰囲気の中で録音されたものだという。

戦時中の録音としては比較的良質な音で途切れもなくテープ録音のようだ。

ベームの「フィデリオ」にはもっと感銘深い録音もあるけれど、ぐっと腰を落とした力のこもった「レオノーレ」序曲第3番を聴くとこれは貴重なドキュメントだと思えてくる。

歌手の中ではバスのヘルベルト・アルセンの深い声に一番共感を覚えた。

Youtubeは1977年来日時のベーム&ウィーンフィルの「レオノーレ」序曲第3番

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2013年12月 8日 (日)

ランパルのモーツァルト

気温が低く雲が垂れ込めた日曜日。天気が下りそうな気配だったので午前中は畑作業。
心地よい汗とはいかず疲労が蓄積しそうな気配だったので、そこそこで止めておく。体調は未だ万全ではないようだ。

今日はランパルの吹くモーツァルトのフルート協奏曲第2番を聴いていた。

ランパルの同曲は複数の録音があり確か5種以上の録音があるはずだ。

手持ちは1954年、仏ディスコフィルフランセへのリステンパルト指揮ザール放送室内管、64年のランパル初来日時のシュタイナー指揮読売日響による日本コロンビア盤、そして翌年65年録音のグシュルバウアー指揮ウィーン響とのエラート盤の3種のLP。

S_20131205_211831_2いずれも国内盤でリステンパルト伴奏のみはオリジナルのディスコフィルフランセ盤があったはずが棚の中から見つからないので国内の東芝EMI盤を聴く。

3種の中では当然ながら54年盤が他の2つの録音と異なり、速いテンポで鋭角的な演奏。

技の巧みさが前面に出すぎているきらいがあるように思う。
リステンパルトの謹厳実直で生真面目な伴奏は好みが分かれるだろう。

次の64年来日時の録音は穏やかでふっくらとした温かさの感じられる演奏だった。

ちょっとした速いパッセージにも歌が感じられる余裕のあるのが見事。
伴奏のシュタイナーと読売響も上手くつけていて非常に良い。

グシュルバウアー盤はランパルの同曲録音としては最も有名なもの。 S_20131207_221649_2

解釈そのものはシュタイナー盤とあまり差はないが、こちらの演奏には煌びやかな華やかさがより感じられたのは録音の違いだろうか。

カデンツァはいずれもランパルのものだが微妙に異なる。

この3種の中では来日時のシュタイナー盤が一番気に入った。

伴奏が鈍いとかという世評は自分には感じられず、ランパルの動きを際立たせながら心地よい流れに聴き手を誘うシュタイナーの指揮が非常に見事。

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読売日響も他の二つのオケと比べても遜色はない。
ソロと伴奏のどちらもクリアでありながらバランスも絶妙な録音は、相沢昭八郎氏によるもの。

Youtubeはランパルの吹くバッハ「サラバンド」

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2013年12月 7日 (土)

ベイヌムのブラームス、ハイドンヴァリエーション

待望の土日休み。穏やかで温かい一日。
今日はなにもしない日と決めていたので寝坊するつもりが、こんな日に限って早朝覚醒。多少咳は出るものの喉の痛みはだいぶ治まった。

オランダの名指揮者エドゥアルド・ヴァン・ベイヌムのブラームスの管弦楽曲などを聴いていた。

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ベイヌムはブラームスの主要な曲は交響曲全集も含めてほとんど録音していて、曲によってはそれぞれ複数の録音が存在する。
「ハイドンの主題による変奏曲」は3種類、「大学祝典序曲」は2種類の、それぞれステレオ録音も含む録音がある。

今日聴いたのはDECCAへの録音で、「ハイドンの主題による変奏曲」「悲劇的序曲」「大学祝典序曲」の3曲。英エクリプスの疑似ステレオ化されたモノラル録音LP。

いずれもオケの緻密なアンサンブルと渋く深い音色が素晴らしい。
特にハイドンバリエーションは全盛時のコンセルトヘボウ管の一大デモンストレーション。

Youtubeはムーティ指揮の「ハイドンヴァリエーション」

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2013年12月 6日 (金)

若杉弘のマーラー、巨人

昨晩から咳が出てきた。さらに肩こりと初めて経験するような背中の痛み。
しかも早朝に左足のこむらがえりという三重苦。

こんな状況では出勤する気力も萎えがちだが、午後に東京から外部のお偉方を招いて重要なる会議が有りとても休めない。
会議は咳を堪えながらの辛いものとなった。こんな日は早めの帰宅。

そして今日もマーラー。来年の定演の曲である「巨人」を聴く。

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手持ちの80種ほどの中から取り出したのは1986年録音の若杉弘指揮ドレスデン・シュターツカペレの「巨人」。


この演奏は若杉がドレスデン国立歌劇場音楽監督時代にソニーミュージックに残した3枚の録音のうちの一枚。自分の手持ちはETERNAレーベルで出ていたもの.

若杉弘は都響を振ったハンブルク稿の録音も残していて、今のところふたつの稿の録音がある唯一の指揮者。

オケの響きはさすがに美しい。

若杉の指揮はこの曲の歌謡性を際立たせながら端正にしてごく自然に横に流れていくもの。溌剌とした熱気も感じられる良い演奏だ。

Youtubeはエッシェンバッハの「巨人」名演です

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2013年12月 5日 (木)

渡邉暁雄のマーラー、交響曲第4番

日曜が演奏会本番だったために疲労が蓄積、今週は木曜にして息切れ気味。
土日休みが待ち遠しい。

今日は小学館ステレオ世界の名曲シリーズから、渡邉暁雄指揮旧日本フィルの演奏でマーラーの交響曲第4番第一楽章を聴く。

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このシリーズに収録されているマーラーはこの第4番第一楽章のみで他の楽章はない。シリーズ発売は昭和42年(1967年)。


1967年と言えば、マーラーの演奏史の中で有名なウィーン芸術週間のマーラー特集があった年で、マーラーの音楽が日本ではさほど演奏されていなかった時期。
コンドラシン指揮モスクワフィルによる交響曲第9番の日本初演はこの年だ。

おそらく国内のこの曲の録音としては、世界初録音である近衛秀麿指揮新交響楽団の1930年録音以来のものではなかろうか。

渡邉暁雄のマーラーでは他の交響曲のライヴ録音が何種類かCDがあるものの、この曲の録音そのものがライヴを含めて他にはないと思う。 
音楽之友社から出ていた「マーラー・コンプリートディスコグラフィー」にも記載のない録音だ。

時折見せる弦楽器のルバートが美しい。おおらかでゆったりと歌うロマンティックなマーラー。
ブラスセクションに多少雑な部分があるものの、大人の風格が漂う見事な演奏だ。

Youtubeはラトル指揮ベルリンフィルのマーラーの交響曲第4番

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2013年12月 4日 (水)

東京都美術館「ターナー展」

今年ももう師走、朝は冷えて車のフロントガラスが凍る季節。
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昨日は東京出張。東京大学本郷キャンパスの銀杏並木は散り始めていた。

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所用を済ませ多少時間の余裕が有ったので、上野の東京都美術館で開催中の「ターナー展」に行ってみた。

天気も良く風もない穏やかな上野公園は人出も多い。
手作り楽器の演奏に聞き入る外国人のファミリー、大道芸人そしてなぜかアンデスの人々が「コンドルが飛んでいく」などを演奏している。

そして「ターナー展」。
http://www.turner2013-14.jp/feature/index2.html

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19世紀初頭に活躍した英国絵画界の巨匠ターナーの最大のコレクションを有するテート美術館の2万点から厳選された100点余り。

平日の夕方にもかかわらず大勢の人。入場券売り場には長い列ができている。

Images黄色を主調とした仄かな明るさが独特のターナーの絵。

ターナーの絵によくある海や難破を題材とした作品がやはり印象深い。

「月光、ミルクパンより眺めた習作」の、見る者の目を射るような月の存在感など凄いものだ。http://salonofvertigo.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

それとは対照的な「≪平和-水葬≫」での不気味なほど真っ黒な葬送船のシルエット。

今回はターナーの創作過程を知ることができる未完の作品の展示が多いのが特徴的のようだ。

正直なところどこが未完なのかわからない絵も多かった。
 
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「荒れた海とイルカ」などは、光の散乱と波頭の奔流に幻惑されてどこにイルカが書かれているのかわからない(未完なのでこれからイルカを書く予定だったのかもしれない)

ヴァチカンのラファエロなどの写実的な作品から、海の夜明けや日没を題材とした抽象的なものまでそろえたこの展示は幅広い芸風のターナーの芸風を知るのに良い企画。

会場ではご老人が、「坊ちゃん」に出てくるターナー島はどこにありますか、という質問を係の女性に質問して困らせていた。

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2013年12月 2日 (月)

市制90周年の「第九」終わる

沼響5回目となった「第九」公演は無事終了。
今回は2時開演のマチネーということで午前中にゲネプロ開始。

Cdaiku2013_smallちょいと昨日の練習の疲労が唇に残っている気配なので早めに会場へ行きウォーミングアップを入念にとることにした。

若い頃は一晩寝れば完全に復調していたのだが・・・

10時に「第九」から練習開始。

朝から皆は本気モード。
いつもながら一つの目標に向かって皆の緊張感が高まっていく、この本番当日のぴりっとした雰囲気が好きだ。

唇の疲労具合を考えながら本番に備えて多少サボリながら調整していく。

第九の第2楽章は拍の数え方がいつもながら難しい。

合唱と独唱が入ったフィナーレでは、昨晩とオケの響きがだいぶ違うのはやはり集中力の差なのだろう。

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前プロの「タンホイザー」では、気合の入った歌手の方々の影響でオケの響きがみるみるうちに変わっていく。巡礼の合唱のトロンボーンパートも見事な出来だ。

そして本番。

1484152_481984035254322_1572252611_「タンホイザー」は、実力派歌手たちの力に引き上げられて今までで一番良い出来だったと思う。


2曲とも何か所か事故はあったものの、その都度てきぱきと冷静に処理していく中橋先生の指揮はお見事。

オペラの現場でたたき上げられた手腕だろう。

今回の「第九」は本番での「タンホイザー」のインパクトが大きかったので、いつもとは異なる後味が残った「第九」の演奏会。

終演後の合唱団を交えたレセプションは、ガヤガヤワイワイのいつもながらの風景。

10年後の沼津市制100周年に向けてガンバロウという声も聞かれたが、沼響ホルンセクションの今回の出演メンバーが10年後に果たして何人残れるのかな、などと古手のメンバーと話したりしていた。

80近くまでシカゴ響でトランペットを吹いていた名手ハーセスならばともかく、さすがにあと10年ホルンを現役で吹き続けるのはキツイかも・・・

100周年は合唱で参加しようかな。

Youtubeは小林研一郎指揮ハンガリー国立管の第九フィナーレ

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