ウォーレンシュタインの「くるみ割り人形」
三連休明けのなんとなく気怠い週の始まりの火曜日。
午後に利害関係が相反する人たち相手の大きな会議があり、どっと疲れて帰宅。
家に帰ると小さなクリスマスケーキがテーブルの上に置いてあった。
今日はイブだった。
娘たちは未だ帰省せず家内と二人でささやかなクリスマス。 買い置きしていた「おたるワイン ナイアガラ」を開ける。
1,000円前後の安いワインだが、フルーティで気品があって国産ワインでは断トツの水準。
今日はこのシーズンしか聴かないクリスマスの音楽。
サー・コリン・デーヴィス指揮のクリスマスキャロル集を聴いた。
フィリップスの輸入メタル原盤の国内盤LP。
接続曲風にすべての曲を繋げて演奏しているのが珍しい。
合唱はアンブロジアンシンガース。
そしてクリスマスシーズンに良く演奏される「くるみ割り人形」組曲をアルフレッド・ウォーレンシュタイン指揮のヴァーチュオーゾ交響楽団の演奏で聴く。
60年代初頭に優秀録音で鳴らした米のマイナーレーベル、オーディオフィディリティのLP。
オケはロンドンの優秀な奏者を集めた臨時編成オケ。
驚くほど鮮明な録音にべらぼうに上手いオケ。
ルービンスタインやハイフェッツなどの伴奏録音に便利に使われたウォーレンシュタインの職人技が見事に生きた快演だ。
Youtubeはラトル指揮ベルリンフィルの「花のワルツ」
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